メルセデス ベンツ S124 セカンドシートが倒れない場合
メルセデスベンツ S124 のセカンドシート(右後側)は本来、座面を引き上げることにより背面のロックが解除されて倒すことが出来ますが、背面のロック解除部分の動きが渋くなり倒すことが出来なくなるのです。
その対処方をご紹介します。
(1) ドアラッチそばにあるノブを押ながら背面を倒す。
(動きが悪い場合は何度も押しては引き、押しては引きを繰り返す)
それでも倒れない場合は・・・
(2) ウェザーストリップを取り外し、フロアマットをめくると隙間から見えるロッドをドライバーなどを用いて上へ引き上げる。
※ フロアマットをめくった状態の写真
動きが渋くなった原因は、グリス切れと湿気による金属部分の錆びでした。
セカンドシート付近に湿気が帯びてしまう原因は現在調査中ですが、どうやら右後ドアのウェザーストリップ下側付近の水抜き穴のゴミ詰りに原因があるようです。
水が抜け切れずフロアマットが濡れてしまうということですね。
渋くなったロック部分のメンテナンスにはセカンドシートを倒さなければ行うことができない為、上記の方法でシートを倒すと良いでしょう。
藤村
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