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2014年4月24日(木曜日)

ミニダクター ヘッドに関する注意点

カテゴリー:  | 08時23分22秒

弊社では10年前から使用している 『ミニダクター』

使用用途によって変えられるヘッドに関する注意点を紹介します。

 


 

(1) O型コイルヘッド

加熱物に接触し過ぎた為に耐熱被覆が剥がれてしまう。

対策方法

1 加熱物よりも大き目なヘッドを使用する。(コイル内径の周囲5mm~10mm程度の余裕があることが理想)

2 コイルの形状を変え、コイル内径を大きくして加熱物との距離に余裕を持たせる。

 


 

(2) ワイヤー式ヘッド

パイプなどの円柱内に入っている、ベアリングを抜き取り易くする為にパイプに巻きつけて加熱をした。

使い方に誤りは無いのですが、幾度となく使用し続けると耐熱被覆の耐性がなるなり、被覆が剥がれてしまいます。

対策方法

加熱後は速やかにワイヤーを取り外す。

※ ワイヤーはとても熱くなっているので、取り扱いに注意してください!

 


 

(3) パット

長時間、同じ場所にパットを当て続けると、加熱物の熱によりパットの耐熱材が焦げる。

対策方法

パットは常に動かして使用をすること。

長時間パットを動かさずに同じ場所を暖め続けていると、パットが焦げるだけでなく、暖めているパネルにもダメージを与えてしまいます。

※ 弊社ではパットに『軍手』を被せて、パットへのダメージを軽減させています。

 


 

耐熱被覆が剥がれて、コイルやワイヤーがむき出しの状態で金属に触れると、小さな火花が出ます。

この火花はコイルやワイヤーを溶かしてしまう可能性があり、更にヘッドの寿命を減らす原因になります。

また、火花を発生させることにより、本体へのダメージも少なからずあるかとも思われます。

なにより付近に可燃物があると大変危険ですので、耐熱被覆が剥がれてしまった場合は使用を止めましょう。

上記3点の注意点を紹介しましたが、いずれも加熱物に近づけ過ぎる、又は長時間同じ場所に止まらせたことにより起きる現象です。

 

ミニダクターの初期投資は高いものに感じますが、結果的にガスバーナーを使うよりも、周囲の部品にダメージを与えることがなく、安全で維持費が掛からない商品と言えます。

 

ヘッドは消耗品と言えますが、故障などの余計な出費を抑える為にも、上記の事柄に注意をして長く、安全に使い続けましょう。

 

商品に関するお問い合わせは・・・ info@s-hokusyo.com

技術に関するお問い合わせは・・・ honten@s-hokusyo.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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