低予算でバンパーの補修をしてみた 後編
今回はパテを削る作業です。
先ずはスポイラーとパテの段差を無くして行きます。
塗ったパテの外周を耐水ペーパーで円を描く様に削って行きます。(#400ペーパーを使用)
最も注意を払う作業。
パテが塗られていない場所に傷を付けない様に、神経を尖らせて削った。
仕上がりがここで決まってしまうと言っても過言ではありません。
この作業が一番の難関なのかもしれません。
継ぎ目がなくなったら今度は、木の板にサンドペーパーを巻きつけて盛り上がったパテを直線的に動かして削った。
ペーパーに水をつけながら徐々に削っていく。(#400使用)
頻繁に手で段差を確認しながら作業を行った。
そして徐々にサンドペーパーの番数を上げて行く。
削りの作業は#400
仕上げ前の粗削りは#600 (今回は使っていません)
仕上げに#1000を使って傷を細かくして行く。
最終作業
コンパウンドで磨く。
¥820(税込)
ペーパーで傷つけたリップスポイラーを更に細かな粒子のコンパウンドで磨いて、傷を更に目立たなくさせます。
オービタルポリッシャーよろしく、円を描く様に磨きたいところですが、人の手ではいつまで磨いても傷を目立たなくさせることが出来ないので、直線的にウエスを動かして何度も磨くと、傷が目立たなくなって行きます。
横着者の私はポリッシャーを使って楽をしましたが、手作業ではとっても重労働になります(踏ん張って磨く必要があるから)
磨きが終りました。
幾つもの傷が付いていた左側部分
パテが載っている部分には光沢がなく、凝視すると違和感を感じますが目立たなくなりました。
亀裂がはしっていた右側部分
写真を加工しているかの様に補修をした部分が目立っていません。
携帯カメラの性能のせいか?角度を幾度と変えても補修をした場所を鮮明に写すことが出来ませんでした。
スポイラーの色にはメタリックが入っていて、パテはマットブラック(つや消し黒)なのですが、ここでワックスを塗ると更に補修跡が目立たなくなりました。
嫌な思い出と傷はほとんど目立たなくなり、これで気兼ねなく生活が送れそうです(笑)
補修に掛かった費用 ¥3、677(税込)
※ パテは年月が経つと肉痩(縮み)が起きます。
そうなってしまうとパテの跡が目立ってしまう場合があります。
藤村
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