BMW 325(E30) ウォーターポンプ交換
この車輛のウォーターポンプ交換は一度タイミングベルトを
外さなくてはならないため、タイミングベルト交換と同時に行いました。
タイベルを外した後、ウォーターポンプを外します。
新品のポンプには、プーリー、ファンカップリングが付いていないため
それらの移植が必要になるのですがカップリングを外すのに
特殊な工具が必要なため写真の用なものを作り、外すことが出来ました。
ウォーターポンプを外した後の、シリンダーブロック側に残っているパッキンや
汚れを綺麗に取り除き新品パーツを取り付けます。
今回、交換したウォーターポンプは、水漏れやベアリングの損傷は無かったのですが
取り外してみると、ポンプ部分の羽が錆や汚れが多く付着していました。
この様な状態になってしまうと、十分にクーラントを流しにくくなり
オーバーヒートになってしまうことがあります。
本来ならウォーターポンプは先に書いた水漏れやベアリング損傷による
ガタつきがなければ交換はしないのですが
今回のように外部から確認が出来ない羽の部分に問題があった場合
そのまま使用してしまうかもしれません。
一般的に、クーラントの使用年数が長いと汚れてきたり
成分の変化(防錆成分の劣化、凍結温度の低下など)になってきます。
冷却水系統内部は確認しずらいので、定期的な交換をお薦めします。
大浦
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