プジョーのミッション
前回テストしたメンドラに問題があったプジョーのミッションを分解してみました。
一般的な日本車にオートマミッションのクラッチフェーシング部分は
クラッチディスク/プレート/クラッチディスク/プレート・・・
という具合に、交互にプレートとクラッチディスクが並んでいます。
ところが、プジョーの場合はこんな感じです
表側
裏側
交互に並んでいるのではなく、表側はプレート面 裏側はクラッチ面という作りになっていました
しかも、やたらとディスク枚数が多い。 ATFも黒っぽい色をしており、一般的なATFと成分が違うと思われます。
実際に走行した感じは、日本車は変速が軽いというか言葉にすると
トーン トーン といった変速具合
プジョーは
ズオーン ズオーン? ドゥオーン ノォーン(笑) 言葉にするのは難しい。
日本車の大排気量のFR車両に近い感じです。 変速は重たい感じがするのですが、実走行は軽快ですね。
アクセルペダルを踏み込んだ感触が日本車よりも重めなので、それも感覚に影響していると思います。
クラッチフェーシングの方はといいますと、ご覧の通り製造時の印刷が見えるほどですので
ほとんど磨耗は見受けられません。
メンドラ以外は良好な状態なミッションなのに商品化できないとは、悔しい限りです。
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