ベンツ A160
(またですが、写真をあまり撮ってません。 作業に夢中で写真撮影なんて忘れてましたぁ~)
ベンツのA160が入庫しました。
セルモーターか、その配線関係が不良のためエンジン始動が出来ません。
セルモーターのS端子に12Vを流すと、スパークするだけでマグネットクラッチの動作が見受けられないので
配線不良ではなく、セルモーターのマグネットクラッチ不良と判断!セルモーターを脱着することにしました。
エンジンルームからはほんの少しセルモーターが見えています。 下側からはまったく見えません。
このままの状態では完璧に無理。 ネットでちょっと検索すると、セルモーターを交換するのにエンジン・ミッションを下ろしちゃってます
セルモーター交換するのに、エンジン下ろすのかよ~
やだ。 下ろしたくない。
とりあえず、このままの状態でちょっとチャレンジ
無理。 やっぱり絶対無理
でも、下ろしたくない。 8本止まっているエンジンメンバーのボルトを6本外してエンジンを支えながら傾けて隙間を作ります。
やっぱり無理。 手前側のボルトがどうしても緩められない。
くそ~ こうなったら、エンジンメンバーのボルトを全部外してしまおう。
ガレージジャッキ2つでエンジン・ミッションを支えながら全部外します。 そうするとなんとか隙間が出来たので
エンジンルームから狭い隙間に無理やり手を突っ込みボルトを外します。 手首が悲鳴を上げていますがどうにか外すことに成功!!
外したセルモーターからマグネットクラッチ部分を外すと、中が錆びています。
錆びをペーパーで落とし、内部洗浄後、内部全体に接点を復活させる液剤を散布してみました。
さぁ、電流を流します
反応しません
電流を流す
反応無し
電流を流す
反応無し
・・・・
・・
うぉぉぉ~~ 気合注入~ コキ~ン!!
グウィ~~ンとセルモーター回転。 きました きましたよ。
何度試しても元気に回るようになりました。 完全に直ったわけではないと思いますがテストするには十分です。
逆の手順でセルモーターを取り付けエンジンを始動。
早速ミッションテスト。 コンタミが大量発生してフィルターが詰まっているのでダメなことはわかっているのですが
早速ミッションテスト。
5速がおかしい。 たまに抜け気味になります。
110kmで5速に変速しているのですが、急激にエンジン回転が上昇してます。
かなりの急激具合です。 ただし、急激上昇している回転数が少ないので実際に走行しているときには体感できないかと思われます。
コンタミが詰まって、実際のテスト結果もそのような状態になると嬉しいというかものすごい納得しますね。
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