2026.04.28トヨタ RAV4 ハイブリット Z
2025年12月のフルモデルチェンジで新登場した、トヨタの6代目・新型RAV4。
初代モデルがデビューしたのは1994年で、当時私はまだ生まれていません。(笑)
さらに、初代RAV4のCMキャラクターを務めていたのが、当時22歳の木村拓哉さんであったことに驚きました。
まずは、そんなRAV4の歴史を簡単に振り返ってから、今回の施工の様子をご紹介いたします。
初代RAV4は1994年に登場し、まず3ドア、翌年には5ドアモデルが追加されました。
当時としては珍しく、悪路走行を前提とした従来のSUVとは異なり、乗用車ベースで快適性や使い勝手を重視した“新しいタイプのSUV”として開発されたことが大きな特徴です。
現在主流となっている「乗用車系SUV」という考え方は、まさに初代RAV4が切り開いたものと言えるでしょう。
2000年5月には2代目へとモデルチェンジし、室内空間の拡大に合わせてボディサイズもひとまわり大きくなりました。
初代は3ドア中心のラインナップでしたが、2代目からは5ドアが主力となり、より実用性を重視した構成へと進化しています。
また、この2代目からは海外市場を本格的に視野に入れた開発が進められ、RAV4が世界的なSUVへと成長していく重要な転換点となりました。
2005年に登場した3代目RAV4では、初代から続いていた3ドア仕様が姿を消し、代わりにより長いロングボディがラインナップに加わりました。
このロングボディは北米ではRAV4として販売され、日本では3列シート・7人乗りの「ヴァンガード」として展開されるなど、市場ごとに異なるニーズへ柔軟に対応したモデルとなっています。
さらにアメリカでは、テスラの技術を取り入れた電気自動車「RAV4 EV」も発売されており、RAV4が新しい挑戦を続けていたことがうかがえます。
2013年から北米で販売が始まった4代目RAV4は、SUV人気が高まりつつあった欧州でも展開されました。
日本では販売されていなかったため、ほとんどの方は見たことがないという方が多いと思います。
2015年には欧州向けにシリーズ初のハイブリッドモデルが追加され、世界的なSUVブームの追い風を受けて販売台数は大きく伸びていきます。
その勢いはとどまらず、2016年にはSUVとして世界販売台数1位を獲得。続く2017年、2018年もトップの座を守り、2018年には北米で“最も売れた乗用車”にも選ばれました。
2019年、令和の幕開けとともに登場した5代目RAV4は、直線的で力強いスタイリングが大きな特徴でガソリン車・HV・PHVの3種から選べるユーザーの用途に合わせて選べるラインナップとなりました。
アウトドア志向の「Adventure」グレードも人気ですね!
力強いデザインが印象的な5代目RAV4を初めてコーティングした日のことは、今でもよく覚えています。
Illum札幌に在籍する前の話ではありますが、当時はRAV4の施工依頼が非常に多く、月に何十台も依頼がありました。
所有したことこそありませんが、目隠しをしてもボディに触れれば、形状だけでRAV4だと分かる自信があります。(笑)
6代目となる新型RAV4は、「Life is an Adventure」をテーマに「どこへでも行けそう、なんでもできそう」という価値観が表現されおり、歴代RAV4が築いてきたスタイルや高い実用性をしっかり受け継ぎつつ、今の時代に求められるSUVとは何か”をしっかり捉えて進化したのがRAV4です。
それでは、ここからは実際の施工の様子をご紹介していきます。今回のオーナー様は、ネットで複数の専門店を比較されたうえで、当店が採用しているコーティング剤「G-POWER」をお知りになりご依頼をお任せいただきました。
数ある施工店の中から当店を選んでいただけたこと、本当にありがたい限りです。
オーナー様にご満足いただけるように施工させていただきます。
お車の状態は当然新車ですので綺麗な状態ですが軽度な汚れが付着しています。

さっそくタイヤ周りから作業をはじめていきます。
ボディ同様、タイヤ周りも汚れが付着しているので丁寧に洗浄を行いました。

タイヤ周りの洗浄が終わりましたので、続いてボディの洗浄工程に入ります。
まずはミット洗車でボディ全体を優しく洗い上げ、一度しっかりとすすぎ、その後に再びシャンプーを吹きかけ、ディテーリングブラシを使って細部に残った汚れをかき出しました。
エンブレム周りやモールの隙間といった汚れが溜まりやすい部分には、この段階で一通り手を入れておくことで後の工程をスムーズに進められます。

その後、水シミが付着していましたのでケミカルを使用して除去をしました。
メーカーや港のモータープールは屋外スペースが多く、屋根がないことが多いです。
そのため、新車でも雨風や埃に直接さらされ、長期間保管されると水シミに限らず汚れが蓄積してしまいます。





この調子で鉄粉を除去した後に、窓ガラスのウロコと油膜取りに移ります。
こちらも同様に、保管環境や輸送時の状況によっては、新車であっても付着している場合があります。



付着して日が浅いためか比較的短時間で終わりました。

新しく撥水効果のあるコート剤を塗布していきます。
メーカーや車種によっては、フロントドアガラスに「UVカット+撥水機能」が標準装備、またはメーカーオプションとして設定されていることが多くあります。
RAV4は純正の撥水加工が施されていましたので、オーナー様とご相談のうえ、その機能を生かす形で仕上げを行いました。
下地処理もいよいよ終盤、磨き作業に入ります。
まずは塗膜の状態を正確に把握するため、膜厚計で計測を行い、必要な箇所へマスキングを施します。
その後、投光器を当てながらボディの状態を細かく確認しつつ作業を進めていきます。
写真では少し分かりづらいのですが、ライトが反射している部分が水シミによってぼやけていますね。

投光器の光の反射がくっきりしましたね。
側面も同様に水シミが付着しておりましたのでしっかりと除去していきます。

やはりピアノブラックは繊細です。
強い光を当てると傷が目立ちますね。

ルーフサイドスポイラーに傷がついてしまっています。

完全に消すことはできませんでしたが目立たないレベルには復元できました。
特にピアノブラックのパーツは非常にデリケートで、磨き方ひとつでバフ目が出やすい素材です。
さらに熱をかけすぎると白くモヤが発生してしまうため、使用するポリッシャーの種類や回転数、力加減、バフやコンパウンドの選定など、細かなコントロールが求められます。
磨きを終えてたら洗車と脱脂を行いコーティングです。
今回はシルバーコースですので、G-POWERを3回塗布して18層の被膜を形成し、その上から当店独自のガラスコーティング剤「Micapica」を塗布し、合計19層の被膜を形成させます。
給油口やドアの内側やエンジンルーム内にも簡易的なコーティング剤を塗布しました。
以上でコーティングの全工程が完了となります。
アバンギャルドブロンズメタリックの色味に深みが生まれ、新車以上の光沢感が得られましたね!
お手入れの方法や何かお困りの際などはご遠慮なくご連絡ください。
この度は当店へご用命いただき誠にありがとうございました。
河内


