2025.02.17トヨタ アルファード SCパッケージ
今回ご依頼をいただいたお車はトヨタ202、漆黒のソリッドブラックの2018年式のアルファードになります。
事前打ち合わせ時にお車を拝見した際には大変綺麗な状態に見受けられましたがお話を伺うと、購入時に販売店さんから提案があり、お車を磨いてもらったところ、磨きキズやオーロラマークが付いた状態でご納車され、あまりにも酷い状態だったのでオーナー様ご自身で改めてお車を磨かれたとのことでした。
ボディはそれなりに納得できる状態まで綺麗にすることはできたものの、販売店さんでの磨き時に付着し、除去されず放置されたであろうコンパウンドがパネルの隙間という隙間に入り込み、固着していました。オーナー様でも除去は試みたとのことですが、取り切るのがあまりにも大変だったため、もうプロに任せようと思い立ち当店にご依頼をいただくこととなりました。
お車をお預かりし、さっそく作業に入ります。
前日にオーナー様が綺麗に洗車をしてくださいましたので目立った汚れは見受けられませんでしたが、お話にあったように所々コンパウンドが入り込んでいたのでボディ洗車と同時に洗剤と柔らかいブラシを使用して除去していきます。
一通り洗車を終え、ボディを拭き上げると何かが垂れたようなシミを全体に発見。
水垢除去剤に反応が無く、油脂クリーナーで除去できたため、おそらくシャンプーでは落としきれなかった簡易コート剤かと思われます。しっかり除去しリセットをおこないました。
続いてガラスの油膜・ウロコの除去。
頑固なウロコはサンダーを使用し、除去していきます。
塗布済みのコート剤を一度取り除き、新しく撥水効果のあるコーティング剤を塗布します。
今回は夏用ホイールとを持ち込みいただいたのでこちらも洗浄してコーティングしていきます。
表面だけではなく裏面の汚れもしっかり除去。
コーティング剤も塗布も相まってピカピカに輝きました!
ボディの磨きに移ります。
強い光を当てるとそれまでは気づかなかったキズを確認。
202ブラックは非常にデリケートな塗装であるため、細心の注意を払いながら、できる限りの除去をおこなっていきます。
無数のキズも可能な限り除去を実施し、その後はできるだけボディに触れる回数を減らすよう気を遣いながら施工を実施。
コーティング剤の塗布によって光沢と漆黒の深みが増し、より高級感のある状態に仕上がりました。
この度は数あるショップの中から当店をお選びいただき、誠にありがとうございました。
また、貸し出し中に代車をピカピカに洗車いただいたり、洗車談義も非常に有意義でした!
今後もいつでもお気軽にご連絡ください。
今西・大西