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MEYLEブログ - 良く聞かれること・・・・

良く聞かれること・・・・

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執筆 : 
shimizu 2012/7/6 9:42
 ● 仕事は何をされてるのですか?

と 聞かれ、「自動車部品の販売をしています」と答えると、車に乗ってる方は殆どが、

 ● ○○が調子悪いんだけど部品ないですか?

と 質問されることがとても多いです。

 車種(メーカーや車名)を聞くと殆どが日本車(ここは日本だから当たり前)・・・・

 パーツのパルカ(スーパーライン北翔)は日本車よりもヨーロッパ車に力を入れています。

 なので殆どの場合、「すみません、日本車は殆ど扱っていないんです・・」とお詫びしていますが、

 ● 何故日本車の部品を販売しないのですか?

と 聞かれます。

 そして決まって答えるのが、ヨーロッパ車の方が長持ちするから・・・・、純正部品以外の社外部品が豊富だから修理が安く出来るから・・・メンテナンスしながら乗るように作られてるから・・・20年以上経った車の部品でも揃うから・・・錆びにくいから・・・ 色褪せとかなかなかしないから・・・・

などなど、ヨーロッパ車を好む理由は沢山ありますが、この様に答えるとこれまた多く、

 ● 外車って高くて壊れるって言うでしょ!

と 言われます。

 これは日本車の同等クラスの車の価格と比較すると確かに価格は高いものが多いですね。
 壊れるっていうのも珍しいことではないですが、これは日本の整備業者の大半が「定期メンテナンス」を殆どしないからです。
 定期メンテナンスの必要性を知っている整備工場は車種にもよりますが、技術レベルが高いと思えます。
 壊れたところを直すのと、性能を維持するためのメンテナンスは全く違います。
 
 壊れたところを直すだけだと、壊れた原因箇所まで追求できていないケースが多いので、繰り返し壊れることもよくあります。
 性能を維持させるためのメンテナンスを行える技術者は知識が豊富になければ、その車の特性が分からず、お金がかかるばかりです。

 ● じゃあ車検はなんなの?

とも 良く聞かれます。

 車検は 車は機械なので壊れた状態で運転すると危険なので、その点検を法律で義務付けたもので、自分でキチンと点検して性能を維持していれば車検制度なんていらないんです。
 でも車が社会に普及する前に車検制度が出来たため、日本人は「車を点検する」と言う意識と「車をメンテナンスする」と言う整備工場の意識が殆どなくなってしまったのです。 

 ● でも車検で点検して悪いところがあれば整備するんだよね?

 壊れている箇所があると車検は通らないので、その部分を直すけど、それが何故壊れたのか? は追求せず、車検が通ることだけが目的になってるので、正確には完全な整備をされているかは不透明なのです。

 ● じゃあ信頼できる整備工場を探すにはどうしたらいいの?

 自分の乗っている車の知識を十分持っている整備士を見つけることです。
 メーカー系のディーラーだからと言って、経験が豊富で知識があるかと言うと全く違います。
 例え小さな工場でも車種に特化した整備士だと、その車種について経験も知識も豊富なので、的確な診断と整備をしてくれるので、安心だし結果安い修理が可能です。

 ヨーロッパ車は元々長く乗る文化の中で作られているから、その車に熟知した整備士も少なからずいます。
 でも日本車に対して熟知した整備士は余り見かけないですね・・・・
 日本は10年10万キロ走ったら 「もう古い」「そろそろ壊れる」と思い込んでいる人が多いので、徹底的にメンテナンスしながら乗りたい!と言う人が少ないので、整備士も育たないのではないでしょうか?

 これが、よく聞かれ、よく答える お話でした。
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