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MEYLEブログ - ブレーキは消耗させて性能を引き出す

ブレーキは消耗させて性能を引き出す

カテゴリ : 
Sample
執筆 : 
shimizu 2015/12/29 15:05
 日本車より輸入車が壊れやすいというお話や、ブレーキパッドやブレーキディスクが早く磨耗してしまうというお話をされる方がいらっしゃいます。

先日もブレーキダストの出ないパッドのリクエストをいただき、優良パーツメーカーのダストレスタイプを納めさせていただきました。
ブレーキダストがたくさん出ればお気に入りのホイールも汚れてしまいますし交換時期が早まってしまう感覚になり、これを改善したいとも思います。

ダストレスの性能の良し悪しは別として、日本車メーカーと輸入車メーカーの考え方の違いが存在します。

日本は四季の変化が大きく夏は炎天下、冬は氷点下、雨季や乾季もありますし、また、北海道と沖縄では間逆の気候条件です。
日本車は、こういった様々な自然環境の中でも安定したコンディションを求め、頑丈な車、消耗しない車へとになっていったように感じます。

一方、ヨーロッパ車においては、安全性、快適性、走行性どの分野に重きを置くかはメーカーによって異なりますが、開発したその車の性能を引き出すためには消耗品を確実に消耗させることを重要視しているように感じます。

ブレーキパッドで言うと、日本車は消耗度合いが非常に少ないのです。そのかわり、制動力は抑えられてしまいます。
対して輸入車はというと、ディスクもブレーキパッドも着実に消耗していきます。
しかしその分、制動力は高くなっています。

ですので輸入車は一概に壊れやすいとういことではなく、消耗品がきちんと消耗して役目を果たしていることなのです。
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