2026.10.03ニッサン セレナ e-4ORCE ハイウェイスターV
はじめに:3年前から続く、大切なご縁と共に
今回ご入庫いただいたのは、日産セレナ e-POWER ハイウェイスター V。ボディカラーは、深い青と黒が溶け合う「ムーンボウブルー/ダイヤモンドブラック」のツートンカラーです。
オーナー様とは、3年前に前の相棒(お車)のコーティングをお任せいただいて以来、大切なお付き合いをさせていただいております。2024年にはお車の補修でもご入庫いただくなど、折に触れて愛車の美しさを守るお手伝いをさせていただきました。
そして今回、お乗り換えを機に、新しい相棒の門出も当店へお任せいただくことに。これまでの数年間、私たちが提供してきた施工の価値を肌で感じていただけていたからこその再会。その信頼の重さをひしひしと感じながら、施工にあたらせていただきました。
プロの目で見る、納車直後のコンディション
2026年8月に納車されたばかりの本車両。入庫時は非常に綺麗な状態でしたが、プロの目で診断すると新車特有の課題が見えてきました。
- ピアノブラックパーツの微細な傷:ドア周辺などのデリケートな樹脂部分。
- グリル周辺の水シミ:複雑な形状ゆえに残りやすい初期汚れ。
- 内窓の曇り:製造工程で付着する目に見えない油分。
これらを「新車だから」と妥協せず、一度ゼロの状態にリセットすることが、コーティングの仕上がりを左右します。また、オーナー様はご入庫前に他店で「下回りの防錆処理」を済まされており、この一台を長く大切に乗りたいという強い意志が伝わってきました。その想いに応えるべく、私たちはボディの完全保護に全力を注ぎます。



施工:4日半をかけた「職人のこだわり」
下地処理からコーティング剤の塗布、そして完成までに4日半という時間を費やしました。
特に心血を注いだのは、セレナの顔である「ピアノブラックグリル」のポリッシングです。非常に複雑でデリケートな場所ですが、専用の道具と技術を用いて微細なスクラッチ傷を丁寧に除去。削りすぎることなく、本来の黒く深い艶を引き出しました。



19層のナノバリア「シルバーコース」の論理的根拠
今回も、前回同様に厚い信頼をいただいている「シルバーコース」をご用命いただきました。この「19層」という数字には、明確な根拠があります。
当店が採用するG-POWER 88は、1度の塗布で6層のナノレベルの被膜を形成する特性を持ちます。これを贅沢に3度塗り重ねることで(6層 × 3回 = 18層)、仕上げに当店独自のガラスコーティング剤「Micapica」を1層重ね、合計19層の強固なバリアを構築しました。
「層を重ねる」といっても、物理的な膜を厚くするわけではありません。ナノサイズの粒子が互いに連結し、まるで「緻密な石垣」のように規則正しく並んだ、柔軟かつ丈夫な被膜を形成します。この防弾ガラス技術を応用した独自の構造が、紫外線や酸性雨、汚れの食い込みから塗装の身代わりに受け止めてくれるのです。



車内も「清潔なプライベート空間」へ。内装抗菌コーティング
外装の保護に加え、今回は車内全体に 抗菌・抗ウイルスコーティング「G-POWER P.BS」 を施工いたしました。
ファミリーカーとして活躍するセレナだからこそ、ハンドルやシート、ドアハンドルなど、頻繁に触れる場所の衛生管理は重要です。新車の段階でこの施工を行うことで、これからの数年間、ご家族が安心して過ごせる「清潔な移動空間」を維持することができます。外側は19層のバリアで、内側は抗菌のベールで。これこそが、当店が提案する「全身を守る」ための仕上げです。




ツートンカラーの真価を引き出す
ムーンボウブルーとダイヤモンドブラックの組み合わせは、光の当たり方で表情を変えるのが魅力です。下地処理で塗装面を平滑に整えたことで陰影がハッキリとし、角度によって色の深みがより立体的に感じられるようになりました。新車以上の輝きを纏ったその姿は、まさに圧巻です。
完成:信頼に応え続けるということ
施工を終えたセレナは、オーナー様の深い愛情に応えるべく、完璧な防護壁と輝きを手にしました。



「また次もイルム札幌に」という選択は、私たちにとって最高の報酬であり、同時に大きな責任でもあります。5年後、10年後。「やっぱりここで施工して良かった」と再び思っていただけるように。
新しい相棒との素晴らしい日々が、この輝きと共にいつまでも続くことを願っております。
大西


