Micapica Sapporo Blog

今回ご依頼いただいたお車は知る人ぞ知る道内の有名ショップで制作されたキャンピングカー、

ハイエース DX スーパーロングバン・ワイドボディ・ハイルーフをシルバーコースで施工しました。

国産バンで最大サイズを誇るこのハイエースはキャンピングカーのベース車両にもよく使われており、その広い室内は立って移動できるほど居住性が高くなっています。

また、ハイエースは高い走行性能と耐久力でも有名ですので長距離なドライブでも快適に過ごすことが出来ます。

今回のお車はオプション装備の関係で車輌の全高が約2400㎜あるため、作業スペースの確保など施工が問題ないか事前にお打ち合わせをおこないました。幸い、当店の施工ブースは照明までの高さが2680㎜あり、何とか施工をおこなうことができました。

ということで早速入庫されたお車の施工を進めます。販売店から約150kmの移動とご自宅から当店までしか走っていらっしゃらないとのことでしたが、長距離移動をされているため若干の虫汚れなどの付着が見られました。細かなところまでしっかり洗浄していきます。

まずは足回りからタイヤハウス → タイヤ → ホイールの順番で美化します。

ホイールにはシャンプーだけでは除去できない固着した汚れや一部ダメージがありましたので時間をかけ、できる限りキレイな状態に仕上げました。

続いてウインドウガラスですが、

まずはガラス表面の油膜を完全に除去し、親水になるまでクリーニングします。

ガラスの美化を終えた後、脱脂をおこない窓ガラスに撥水コーティング剤を塗布します。

コーティング剤が乾燥し、ムラになりやすいのでコーティング剤を塗布後はスピーディーかつ丁寧に拭き上げていきます。

さすがキャンピングカーと言ったところでしょうか、なんと網戸が装備されていますのでこちらにもコーティング。

ドアバイザーなどで手が入らない場合や隠れてしまっている部分はガラスを下げるなどおこないしっかり施工していきます。

続いてボディへのアプローチに移ります。

販売店さんの保管状況がよかったのか鉄粉の付着はごく少量でした。

ボディのキズもほぼ見られず、非常にキレイな状態でしたのでスムーズに作業を進め、

磨き作業に移っていきます。

コンパウンドの粉が網戸に付着しないようにマスキングをしていきます。

今回の車輌は特にキャンピングカー独自のパーツが多数装着されているため、いつも以上に注意を払い施工をおこなっていきます。

写真では判別が難しいですが洗車では除去しきれなかった異物が数か所付着していましたのでこれらもしっかり除去。

車体全体を磨き終えた後、改めて洗車と脱脂を実施し、

最後にボディ全体にコーティング剤を塗布して施工は終了となります。

シルバーコースですので、G-POWER 88 の三度塗りをおこなった後、当店独自のMicapica液を塗布し合計19層のガラスコーティング被膜が形成されました。

艶と光沢も増して非常に美しい仕上がりとなりました。

キャンピングカーサイズのお車のご用命を今回初めていただき、その大きさに圧倒されましたが無事施工を終えることができました。

これからキャンプシーズンが本格化しますのでバッチリコーティングされたキャンピングカーでご家族と楽しい思い出を作っていただけたらと思います。

この度は当店をお選びいただき誠にありがとうございました。

今後も何かございましたらお気軽にご連絡ください。

大西・今西