2024.08.13トヨタ ハイエース スーパーGL
大変喜ばしいことにハイエースのご入庫が続いております!
本ブログやInstagramをご覧になられた方も多々いらっしゃるようで、うれしい限りです。
ということで今回も真新しいハイエースが入庫いたしました。
オーナー様は過去のご経験から親水性のコーティングを探されており、当店の過去の施工記録などもご覧になられた上でお問い合わせいただきました。
ご期待に沿えるようしっかり施工していきます。
まずはいつも通りタイヤ・ホイール周りの洗浄からスタートです。
別途ご購入いただいたホイールとのことで、細かい部分までしっかり洗浄いたしました。
続いて窓ガラスの施工。
ガラスには恐らく販売店さんで施工されたであろう撥水剤が塗布されておりましたが一度油膜と共に完全に除去の上、改めて撥水コーティング剤を施工していきます。
ガラスの向かって左側がコート剤、油膜を除去した状態、右側が未施工の状態です。ガラスは綺麗になると水がベターと貼り付いた状態になります。全面この状態になるまで洗浄をおこないます。
洗浄後、新しくコーティング剤を塗布し、ムラにならないよう乾いてしまう前に迅速に拭き上げます。
ガラスがピカピカになりましたね。続いてボディの洗浄へ。
普段の洗車では手をかけれない細かいところも洗浄していきます。
グリルの隙間や角などに汚れが見受けられたので柔らかいディテイリングブラシを用いて汚れにアプローチしていきます。
フロントドア下のステップも汚れが溜まりやすい場所です。
ドアを開け、アクセス可能な状態にして洗浄します。
続いて車体全体のチェックです。まずはボディの塗膜を測定していきます。
感覚だけに頼らず数値を測定することで、仕上がりに差が生まれないような施工となり、またチェックの結果もオーナー様にお伝えします。今後のアプローチの方法も考慮するためにも必須です。
そしてチェックを進めていく中で、一番汚れていたのがルーフでした。
車体をシャンプー洗車した後ですが、ルーフ全体には水滴跡が残り白くこびりついていましたので徹底的に除去します。この水滴跡も水垢汚れとなるので、酸性クリーナを用いた除去となります。
酸性クリーナーを塗布すると汚れが白く反応してきます。この反応が無くなるまで拭き取っていきます。
最終的には水滴跡もなくなりスッキリしました。
下地処理の最終工程としてボディを磨いていきます。
先ほど測定した数値も参考にしつつあくまで塗装面を平滑化させることを目的とした作業にをおこないます。
併せてオーナー様が気にされていた線キズも無事消しきることが出来ました。
また、テールライトと周辺にも擦り傷が見受けられたのでこちらも除去。
最後は脱脂後コーティング剤の塗布です。
G-POWER 88 の塗布 → スチーマーで硬化 → 拭き上げ
これらの工程を3度繰り返し、今回はシルバーコースなのでその上に当店独自の
Micapica液を塗布.。
全体にコーティング剤を塗り広げ、最後に拭き上げます。
樹脂コーティングもコースに含まれていますのでもれなく塗布していきます。
左側が塗布前、右側が塗布後になります。
見比べると塗布後の方が色の深みが濃くなっていますね。
ということで無事施工が完了いたしました。
シルバーコースによる19層のガラスコーティング被膜が形成され黒色により深みが増しました。
そして鏡のように反射しています。
納車時にはお車に指紋をつけたくないので素手で触りたくないとのお言葉もいただきました。
より綺麗になり、防弾ガラスコーティングにより保護されたお車でご趣味や車中泊と充実した日々をお送りいただけたらと思います。
この度は当店にご用命いただき誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
大西・今西