2024.09.10ミニ クーパーD クロスオーバー ALL4
今回施工したお車はBMWグループが手掛ける人気のコンパクトSUVミニクロスオーバーのディーゼルエンジン搭載モデルです。
かわいらしい外見の中にスポーティな走り、そして実用的な空間を兼ね備えた魅力的な一台と言われております。
そんなミニクロスオーバーを購入されたオーナー様、以前にもお車をコーティングさせていただいた経緯があり今回もありがたいことにコーティングさせていただきました。
今回のコーティングでの注目ポイントを紹介いたします。
・ブレーキダストの清掃
・ピアノブラックパーツの磨き
・マフラーの煤落とし
以上の3点に注目して作業を進めていきましょう!
早速最初の注目ポイントになる足回りの洗浄です。
写真の通り、ホイールにびっしりとブレーキダストが付着しています。
欧州では日本に比べ高速で走行できる速度無制限区画があり、安全に走行するため必然的に高性能なブレーキ性能が必要になります。
そのため日本車に比べブレーキローターとブレーキパットが摩耗しやすい作りになっており、結果ブレーキダストが多く発生しホイールに付着してしまいます。
ホイール全体に洗剤を噴霧し、少しつけ置きをすることで汚れを落としやすくしておきます。
スポンジでホイールの内側と表面を洗い、一度では全てを除去することはできないので二度、三度と泡が白くなるまで繰り返し洗浄します。
表面のブレーキダストが除去できたので細かいところの除去をやっていきます。
ホイールボルト周辺の茶色の汚れは水垢起因のものと判断。ブラシに酸性のケミカルを塗布しアプローチしていきます。
細かい部分も見落とさずしっかりと作業を進めました。
洗車前と比べると見違えるほどきれいになりました。
コーティングすることによって汚れが落としやすくなるので洗車が楽しみですね!
続いてガラスの油膜除去をおこなっていきます。
スポンジに少量の油膜落とし用の溶剤を塗布し除去していきます。
ここで一度溶剤を洗い流して状態を確認してみます。
ガラスを正面から見て左側が油膜を除去した状態、右側が未施工です。
油膜を完全に除去すると写真のように水を弾かずベターっと表面に張り付く状態になります。
残り半分とガラスの淵側が落としきれていないので引き続き除去作業をおこないます。
全体の油膜を落としたのでコーティング剤を塗布しました。
溶剤が白くムラになっているので拭き上げて完成させます。
これでガラスのコーティングはバッチリです。
ボディの洗車を終えたので2つ目の注目ポイントである磨きの作業をおこなっていきます。
初度登録から3年が経過していることもあり全体的にスクラッチキズと汚れが見受けられたので磨いて綺麗にしていきましょう。
ピラー部分のピアノブラックパーツに注目してみると無数のスクラッチキズが付いていることを確認できます。
ピアノブラックは質感は高いもののキズが入り易く、目立ってしまうので可能な限り綺麗な状態になるまで磨いていきます。
小型のポリッシャーを用いて慎重に作業をおこないました。
左右を見比べると一目瞭然ですが円を描くようにあった無数のスクラッチキズが目立たなくなるまで消すことが出来ました。
コーティングを塗布後の様子ですが、ほとんどキズは目立たなくなりました。
最後に注目ポイントの3つ目のマフラーの煤汚れ除去です。
施工中にずっと気になっていたマフラーの汚れを落としていきます。
作業自体は専用ケミカルで清掃になりますが簡単には落ちてくれませんので根気強くそして丁寧に清掃していきます。
煤汚れとくすみが取れ、メタリック感が戻りました。
これにて美化、下地処理作業は終了です。
今回はボディとは別に内装のガラスコーティング塗布をおこないました。
施工範囲はハンドル・シフトレバー・オーディオパネル・ドアハンドルなどといった手が触れる部分におこなっています。
施工方法はボディと変わらず清掃・コーティング剤の塗布・ミストで硬化となります。
また、当店の内装コーティングは光触媒機能による抗菌抗ウイルス効果が発揮されお子様にもより安心いただけるものとなっています。
内装への塗布後の様子ですが、特にメッキパーツの輝きが増しました。
これでコーティングの全工程は終了になります。
18層によるガラス被膜が形成されボディの艶と深みが一層増しました。
近日中にご納車予定のお車もコーティングしたいとのことで作業スタッフ一同大変励みになります。
今後とも末永くお付き合いいただけたら幸いです。
この度はご用命誠にありがとうございました。
今西