2025.08.29ミニクーパーDクロスオーバーALL4
MINIシリーズ初の5ドアモデルとして登場したMINIクロスオーバーは2代目に追加されたSUVモデルで
日本に上陸して以来、唯一の5ドアモデルということもあり一時期は同シリーズの販売データの約半数を
占めていたそうです。
今回のお車は、2014年のマイナーチェンジで設定されたクリーンディーゼルのクーパーDで2.5Lガソリン
エンジン並みのパワーとJC08モード燃費16.3km/Lを達成しており、トルクフルな走りと燃費の良さを兼ね備えています。
MINIと言えば、軽快なハンドリングと運転の楽しさを表す「ゴーカートフィーリング」の魅力でクロスオーバーも、そのMINIらしさを受け継いでおり俊敏な走りを楽しむことができます。
今回は弊社の欧州車に特化した認証整備工場テックプラスで、車検と同時のご入庫になります。
オーナー様のこれからも長くお乗りになりたいという願いに少しでもお応えできるように作業していきます。
まずはお車の状態ですが、ボディの水垢や様々な汚れが蓄積している状態でオーナー様も気にされていた
洗車傷やスノーブラシなどの傷も入ってしまっています。
このような外的要因がいくつも重なることでお車がくすんで見えてしまいます。
当店では汚れをリセットしてから磨きを行い、時間をかけて下処理をしてからコーティングを施工します。
それではいつも通りタイヤ周りからスタートです。
輸入車の宿命であるブレーキダストが少々付着していて、特にナットホールの汚れが目立ちますね。
初手は高圧洗浄機で流してから中性洗剤を使用しタイヤ、アルミホイール、インナーフェンダー洗剤してから
ブレーキダストクリーナを使用します。
フォームガンを使用することで摩擦を減らし、アルミホイールに傷が入るのを防ぎながらも泡が汚れに吸着して
落としやすくなるのでご自身で洗車を行う際もオススメですよ。
ブレーキダストクリーナを塗布
それでも落としきれないものは酸性溶剤を使用しました。
材質によっては使用できないものもあり、扱い方を間違えるとアルミホイールにダメージを与えてしまうリスクもあるのでご自身で行う際は注意が必要です。
綺麗になりましたね。
どうしても汚れてしまう箇所ではありますが、固着してしまうと除去が困難になります。
定期的に洗浄してコーティングをすることで固着しづらくなり綺麗な状態を保てると考えます。
当店ではボディコーティングと合わせてアルミホイールも施工します。
この調子でボディの洗浄に移ります。
高圧洗浄機で埃を落としてから中性洗剤で洗車を行ってから細かい箇所を洗浄していきます。
加えて汚れの種類によっては酸性、アルカリ性の溶剤や洗剤を使い分けて汚れを除去します。
こちらも使用する場所や材質によってはダメージを与えてしまうので要注意です。
次に鉄粉の除去です。
濃色車は淡色車に比べて、鉄粉が付着していても見えにくいですが鉄粉除去剤を塗布すると紫色に反応します。
(ルーフはホワイトカラーですのでよりわかりやすいですね。)
鉄粉除去剤の塗布のみでも除去は可能ですが、塗装面に深く刺さっている鉄粉は除去は難しいので
鉄粉除去パットや粘土を使用することで効率的に除去ができます。
鉄粉が終わりましたら窓ガラスのウロコと油膜の除去です。
いつもはウロコのビフォーとアフターを載せることが多いですが、今回はフロントガラス下の水垢汚れに着目してみました。
写真ではわかりにくいですが白い線のようなものがあります。
これは雨などの水分やウォッシャー液などが溜まってできた汚れで、かなり頑固でしたが地道に時間をかけて除去しました。
下処理も後半戦に入ります。
強い光を当てると線傷が無数に見えますね。このような傷があるとお車全体の印象がぼやけてしまいます。
塗膜の厚さを計測してからマスキングを行いポリッシングを行い、コーティングを施工する事で仕上がりの
美しさとコーティングの性能を最大限に引き出せます。
同時にヘッドライトも白濁し曇っていましたので磨いて透明感を戻し、コーティングをして保護をしました。
洗車をおこない脱脂を済ませてからコーティング剤の塗布に移ります。
当店が扱うG-POWERは塗布してから、スチームで硬化させるコーティング剤で三度塗りをおこなった後
シルバーコースをご要望いただきましたので、当店独自のガラスコーティング剤Micapicaを塗布し
合計19層のガラスコーティング被膜を形成させます。
ウィンドウガラスには撥水のコーティング剤を、ヒンジ、ボンネット裏、給油口裏にも簡易コーティング剤を塗布しました。
未塗装樹脂パーツには樹脂用コーティング剤を塗布しましたが、写真の通り施工していない箇所と比べると一目瞭然ですね。
未塗装部分は紫外線などの外的要因で劣化をしてしまいやすいパーツになりますので、コーティングで
保護をしてあげることで劣化の抑制と進行を抑えることができます。
何よりお車をパッと見ての印象がガラッと変わりますよ。
このような細かいモール上部のゴムや、オーナー様も気にされていた劣化してしまっていたデカールも施工して保護をしました。
(※デカールは奥が未施工で手前が施工後になります。)
更に今回は内装の抗菌抗ウイルスコーティングを行いました。
外装も大切ですが、お車を長くお乗りになるうえでは内装にもコーティングが必要だと考えます。
施工する箇所ですがエアコンパネルや各スイッチ部分などお手の触れる箇所全てに施工しました。
先に挙げた物理スイッチ類はもちろんステアリングやモニターなどに光触媒機能を持ったコーティング剤を塗布します。
シートベルトのバックルやタングにも施工しておりますが、過去にそんなところまで!?と驚かれるお客様もいらっしゃいました。
施工する側の私からしたら嬉しい瞬間でもあります。笑
MINIはスイッチの形状やドアロックノブのさりげない装飾がおしゃれですね。
改めて日本車にはあまりないデザイン性のある内装でかっこいいなと私は思いました!
もちろんキーにも施工しております。
全ての工程を終えて完成した車両がこちらになります。
防弾ガラスコーティングにより保護されたお車でこの先も長くお乗りになられると思います。
濃色車は綺麗を維持するのが大変ですが、その分キレイな状態を維持すると非常に映えますね。
ご納車する際にオーナ様からお褒めの言葉をいただきましたので大変うれしく思いました。
お手入れ方法など何かお困りの際はお気軽にご相談ください。
この度は当店にご用命いただき誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
河内