2025.12.16ボルボ XC70 2.5T classic
XC70 2.5Tクラシックは、モデル末期を象徴する集大成として登場しました。
ボルボにおける“クラシック”の名は、人気装備を充実させ、上級グレードの仕様を惜しみなく標準化した特別仕様車を意味します。
ボルボのステーションワゴン「V70」をベースに、SUVの要素を融合させたクロスカントリーモデルであり、ステーションワゴンならではの実用性・積載能力と、本格的なSUVに匹敵する悪路走破性能を両立した一台です。
さらに驚くべきことに、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』に登場する船「ブラックパール号」をモチーフにした日本独自の特別仕様車「ブラックパールエディション」が、200台で販売されていたそうです。
少し話がそれてしまいましたが、オーナー様は新車で購入してから大切に維持されており、この先どこまで走れるかを楽しみながら乗っているとおっしゃっておりました。
その願いに少しでも寄り添えるよう、精一杯施工させていただきます。
さっそくお車の状態ですが大切に扱われていたのが伝わってきました。
しかしながら普通の洗車では落とせない蓄積した汚れが各部に付着しています。
オーナー様は特にボディの水シミとくすみが気になるとのことでした。


汚れを除去する工程から開始です。
今回は、今回は、夏用のホイールへのコーティングもご希望されていらっしゃいましたので、夏用ホイールお持ち込みいただき、洗浄とコーティング施工を実施いたします。
ブレーキダストやナットホールには専用のケミカルを使用。


ボディに移ります。高圧洗浄機で埃や砂を落とした後、フォームガンを使用してミット洗車を行います。
汚れが付着したまま洗車すると傷の原因となるため、予洗いは非常に重要です。 



手が入りにくい箇所にはディテーリングブラシを使用します。
ヒンジも抜かりなく洗浄しました。



お次は鉄粉除去です。
鉄粉除去剤を噴霧し、鉄粉と反応させます。
濃色車の場合は目視では確認しづらいですが、しっかりと反応していました。


鉄粉除去剤を入念に洗い流してから、一度拭き上げをしてボディの状態を改めて確認します。
水垢汚れと水シミが固着していますので、酸性タイプのケミカルで除去を試みます。

酸性タイプのケミカルを塗布すると、白く汚れに反応します。

完全に除去できない汚れもありますが、白い反応がなくなるまでこの工程を繰り返すことで、見違えるほど綺麗になりました。

他の箇所も同様に行います。





水垢、水シミを除去するだけでも、全体の印象が変わりますね。
この調子で窓ガラスの油膜とウロコ除去です。

ルーフガラスのウロコが特に固着していたため、時間をかけて地道に除去しました。

全てのガラスの油膜とウロコの除去が終わり、スッキリと仕上がりました。
塗膜の厚さを計測して磨きに入ります。
水垢、水シミ除去で取り切れないボディのくすみは傷が原因であることが多いです。
投光器を使用してみると無数の傷が確認できました。







光の映り込みがはっきりとし、見比べると違いがよく分かります。
磨き作業を終え、洗車と脱脂を実施し、全ての下処理が完了しました。
コーティングを施工していきます。
シルバーコースをご用命いただきましたので、G-POWERを3回塗布し、スチームで硬化させて18層の被膜を形成いたしました。 さらに当社独自のガラスコーティング剤Micapicaを塗布することで、全19層の強固なガラス被膜が形成され、今回のお車のような濃色車では、色味に深みが増し、艶やかな輝きが際立ちます。
ボディ同様、アルミホイールにも塗布し、窓ガラスには撥水コート施工しました。
未塗装樹脂部分にも専用のコーティングを施すことで、見た目の美しさだけでなく、紫外線や熱からもしっかりと保護できます。

以上で全ての工程が終わりました。
細かな部分までリフレッシュされたことで、ボディと未塗装樹脂の色味がよりくっきりと際立ち、お車の印象に一層のメリハリが加わりました。
この先も、大切なお車と素敵なカーライフをお過ごしいただければ幸いです。
この度は弊社の整備部門のみならず、コーティングのご依頼いただきありがとうございました。
今後とも社を挙げて万全の対応をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
河内


