2026.07.14トヨタ RAV4 ハイブリット アドベンチャー
先月、現行型フォレスターをご入庫くださったオーナー様より、今回はさらにもう一台、RAV4の施工をご依頼いただきました。
現行型のRAV4は当店では4台目となりますが今回はサブタイトルにも記載したAdventure専用色であるアーバンロックについて少し触れていきたいと思います。
従来型の人気色「アーバンカーキ」の後継として登場し、アーバンカーキが「緑寄り」だったのに対し、アーバンロックはより無機質で力強いグレーに近い色合いです。
あくまで私の主観ではありますが、アーバンロックは穏やかな雰囲気を持つアースカラーで、砂埃などの汚れが目立ちにくい印象です。
アウトドアシーンをアクティブに楽しむ方に最適なカラーでありながら、都会にも馴染む大人の落ち着きも共存しています。
同系統の色として、スバル・フォレスターの「リバーロック・パール」が挙げられます。
知人が所有している車両を間近で見せてもらいましたが、リバーロック・パールはベージュを含んだグレーにパールが加わり、光が当たるとキラキラと輝く色味でした。
一方でアーバンロックはパールではなく、ソリッド調のカラーで、マットな質感が引き締まった印象を与えます。
事前にネットで「赤みがある」との情報を見ていましたが、実車でも同様にわずかに赤みを帯びたグレー系の色味であり、マッド引き締まりがありで力強さを感じました。
他のトヨタ車ではヤリスクロスとヴォクシー、ノアにもアーバンロックが採用されているみたいですね!
それでは前置きはここまでにして、実際の車両の状態をチェックしていきましょう。
まずはフロント周りの虫の死骸汚れです。

そしてボディ全体には…


皆様。こちらの付着物、何かお分かりになりますでしょうか…。
実はこれ、樹液です。
一枚目の樹液は匂いがせずに爪に引っかかるくらい硬化していました。
二枚目と三枚目は一部ベトベトしていて松特有のツンとした匂いがします。
先にフロント周りの虫の死骸にアルカリ洗剤を塗布して溶かします。

タイヤ周りとボディに高圧洗浄機を使用して、中性シャンプーで洗いました。

ここまでの工程では、洗車をする前とほとんど変化ありませんでした。
ベトベトした樹液にはお湯、専用クリーナー、アルコールで除去をします。

樹液の除去が終わりました。
放置をしてしまうと塗装にダメージを与えてしまうので注意が必要です。
詳しくは過去のブログで紹介していますので見てみてください↓
洗車ブログ Vol7 放置厳禁の樹液汚れと塗装への影響
続いて鉄粉の確認です。
鉄粉の工程を後に回した理由として、樹液や虫の死骸といった有機系の汚れは非常に粘着力が高く、この状態でパッドを使用して鉄粉除去を行ってしまうと、パッド面に汚れが付着し、それを引きずってしまうリスクがあります。
そのため、車両の状態によってケースバイケースではありますが、作業の順番は非常に重要です。
まずは有機汚れをしっかり落とし、パッド面をクリーンな状態で鉄粉除去に入ることで、ボディへの負荷を最小限に抑えることができます。

窓ガラスの油膜とウロコ除去に移ります。
特にバイザーに隠れている部分が固着していました。

下地処理も最終段階の磨き作業です。
塗膜計測とマスキングを施し、投光器で状態を確認しながら丁寧に作業を進めます。
全体的に水シミと水垢汚れが多い印象でした。

オーナー様が気にされていた傷は、完全除去こそ難しかったものの、日常使用ではほとんど気にならないレベルまで復元することができました。

バグガードに入っていた線傷も、見違えるほど綺麗な状態へと復元できました。

バグガードは、走行風を上方へと跳ね上げることで、フロントガラスへの虫の衝突や飛び石を軽減する役割を持つパーツで、どうしても傷や汚れが付着しやすい部位でもあります。
今回は磨きでしっかりと整えましたが、今後の保護のためにも、後ほどバグガードにもしっかりコーティングを施工します。
磨きを終え、洗車と脱脂を実施してからコーティングを施工していきます。
シルバーコースをご依頼いただきましたので、G-POWERを3回塗布して18層の被膜を形成し、その上からさらに当店独自のガラスコーティング剤「Micapica」を塗布し、合計19層のガラス被膜でお車を保護します。
全ての窓ガラスには抜かりなく撥水性のコート剤を塗布しました。
これで全ての工程が終わりました。
Weds SportのTC105Xがカッコイイです!
ナットもチタン製で美しい焼き入れカラーによるドレスアップ効果も抜群ですね!
もちろんアルミホイールもナットもばっちりコーティングしています。

ボディも新車らしい輝きがさらに増し、艶感もぐっと深まりました。
この度は大切なお車をお任せいただきありがとうございました。
今後のお手入れでお困りの際は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
河内


