2026.10.17マツダ CX-60 XD-HYBRID プレミアムスポーツ
はじめに:ソウルレッドクリスタルメタリックという選択
今回入庫いたしましたのは、マツダのCX-60 XD-HYBRID Premium Sportsです。
ボディカラーはソウルレッドクリスタルメタリック。マツダの象徴ともいえる深みのある赤で、光を受けるたびに表情を変える、非常に魅力的なカラーです。
本車輌は2026年8月に初度登録、2026年9月下旬に納車されたばかりの新車。入庫は納車から間もない10月初旬でした。
このオーナー様は、ボディの赤い輝きを、新車の段階から大切に守りたいと考えられたのです。今回、本格的なコーティングは初めての選択。納車を楽しみにしていただいていた、その期待に応えられるよう、丁寧に施工いたしました。
入庫時の状態:納車直後の付着物
納車から数日での入庫でしたが、ボディには既にいくつかの付着物が見られました。
- 虫汚れ:フロントグリル、バンパー、ミラーなどに付着
- ボディパネル上の固着物:保護フィルムの糊跡と思われるものが各所に付着
固着物は、油脂用ケミカルを使用することで、ポリッシングを必要とせず、あっさりと除去することができました。
一方、鉄粉はほぼ付着しておらず、ボディ全体の状態は良好でした。




下地処理:光を受ける赤を、美しく整える
下地処理は、丁寧な洗浄から始まります。
タイヤホイール、タイヤハウス内、ボディ細部をシャンプーで丁寧に洗浄。その後、虫汚れや固着物を除去し、ボディ表面をクリーンな状態へと整えていきます。




窓ガラスには撥水処理を施し、クリアな視界を確保。ホイールや樹脂パーツにも、それぞれに合わせた施工を行いました。

そして、ポリッシング。塗装面を平滑化し、艶を引き出していく工程です。ソウルレッドクリスタルメタリックのような深い赤は、塗装面のわずかな凹凸や曇りが、光の反射に影響しやすいカラーです。だからこそ、丁寧に面を整えることが、仕上がりを大きく左右します。
これらの工程を含め、施工期間は約4日間。新車の状態を活かしながら、一つひとつの工程に時間をかけて取り組みました。
シルバーコース(19層)が描く、深い赤の世界
本車輌に施工したのは、シルバーコースです。
G-POWER 88を重ね塗りし、Micapicaを加えた19層のガラス被膜を形成しました。
ソウルレッドクリスタルメタリックは、被膜の層が均一に整うことで、光の映り込みや奥行きがより鮮明に表れます。施工後のボディは、深く濃い赤へと変化し、見る角度によって立体感が際立つ仕上がりとなりました。


また、内装には抗菌・抗ウイルスコーティングを施工。毎日乗り込む車内の衛生面にも、配慮を行っております。



完成:光を受けて、赤はさらに深く
施工を終えたCX-60は、ソウルレッドクリスタルメタリックの深みと、立体的な陰影を取り戻しました。



新車の段階から、ボディの色と艶を大切に守る。それは、このオーナー様が愛車に向けられる、まっすぐな想いの表れです。
これからの日々の走行の中で、この深紅の輝きがどのように育っていくのか。それを、長く見守らせていただけたら嬉しく思います。



ご納車から間もない今だからこそ、この一台の未来に、最良のスタートを切るお手伝いができたこと。
心より感謝しております。
大西


