2020.10.29ヘッドライトのくすみの除去
現在の市販車の多くは樹脂製のヘッドライトが主流です。
材質はポリカーボネートで、ガラスと同程度の透明性を持ち、プラスチック中最高の耐衝撃性を持っています。
軽量なため、大きなサイズや様々な形に加工しやすく、事故の際にも飛び散りを減らすことができるという点から採用が進みました。
しかし、デメリットとして紫外線に弱く、キズがつきやすいという点が挙げられます。
ヘッドライトの表面にはあらかじめ特殊なコーティング塗装がされていますが、
長期間紫外線にさらされる、また洗車などで擦ることにより次第にコーティング塗装が剥がれます。
そして紫外線からのダメージを直接受けることにより、くすみや黄ばみが進行するのです。
ヘッドライトのくすみや黄ばみが酷くなると見た目が良くないのはもちろん、
光量が低下し、ライトを点灯しても暗く見えづらいことや、
最悪光量が不足していることで、車検に通らなくなる可能性もあります。
改善するにはまず表面の汚れ、キズ除去のために研磨が必要になります。
表面をキレイにした後は劣化を防ぐためにコーティングやクリア塗装などで保護を行うべきです。
当店では業務用の研磨機と研磨剤で磨き、その後コーティングを行っています。
(新車や劣化が進んでいない場合は敢えて磨かずにコーティング剤を塗布します)
研磨作業例
今回施工したお車も全体的にくすみが目立ちました。
研磨とコーティングを行うことでくすみが改善されました。
当店で使用しているガラスコーティング剤 G-POWER は 紫外線照射の試験にて、
500時間ほぼ劣化なしという公的機関データを持っています。
当店の各コーティングコースではボディだけでなく、
ヘッドライトもこのようにキレイにした上で施工を行います。
劣化が進行する前にガラスコーティングで保護しませんか?
ぜひ、お気軽にご相談ください。
※バルブ(電球)の発熱や紫外線により内部が劣化してしまっている場合や
ヒビなど著しく劣化している場合は改善できない場合もありますので、一度ご相談ください。