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2021.01.25お車のホイールはキレイですか?

ホイールの汚れは洗車してもなかなか落ちない頑固なものが多いです。

泥汚れやほこりであれば簡単に落ちますが、実際に付着している汚れの多くはブレーキダストです。

 

まずブレーキダストについて説明しておきましょう。

これはブレーキをかけたときに摩擦により削れ、発生する金属の粉です。

現在、多くの車に採用されているディスクブレーキはその名の通り、ブレーキが踏まれると

車輪と一体に回転する円盤形のディスクローターにブレーキパットが押し付けられ、

強く圧迫されることで車輪の動きが止まります。

その際にブレーキパッドもディスクローターも削られ、発生した高温のブレーキダストが

ホイールの表面に付着し、外気に触れることで冷えて固まります。

付着前から冷えて固まっていれば砂やほこりなどとあまり変わりませんが、

付着後に固まるというのが頑固な汚れとなる原因です。

 

またブレーキダストに含まれている金属は長時間外気に触れることで、錆びてきます。

冷えて固まっているだけの黒い状態であれば、まだ落としやすいですが、

茶色く錆びた状態だと、ホイールにこびりつきかなり落ちにくくなります。

 

北海道などの降雪地域の場合は、冬に融雪剤が路面に散布され、

車体はもちろんホイールにも付着したままの状態にするとサビや腐食につながります。

そのためまずは普段から小まめな洗浄を行うことが重要です。

 

余談ですが、欧州車はブレーキダストが多いと言われています。

ヨーロッパなどは高速道路を巡行する乗り方がメインであり、

日本よりも使用速度域が高いので、安全のためにブレーキの制動力を上げる必要があります。

そのため、欧州車は国産車と異なりブレーキパッドもブレーキローターも

一緒に摩耗させるという方向性でブレーキの制動力をあげており、

これが欧州車のブレーキが優れているといわれている所以です。

国産車と比べるとブレーキダストが多く発生しやすいという特性はそのためです。

 

ではこの手ごわいホイールの洗浄方法についてですが、

当店では、中性シャンプーや鉄粉除去剤など専用ケミカルやホイール用洗車ブラシ、細かい部分は綿棒などを使用します。

当店にてお預かりした際にはこのような洗浄作業をおこなった上で、ホイールもコーティングを施工しています。

 

ホイールのコーティングのメリットは、

ブレーキダストがこびり付きにくくなる、お手入れ(洗車)が楽になる、お車の輝きをより引き立たせてくれる

という点です。

 

メニュー表には掲載していませんが、ホイール単体のコーティングも可能です。

是非問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください!

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