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2021.06.21光沢計

当店ではボディの研磨、コーティング剤の塗布の前後などに

光沢計を用いてお車の光沢度を確認しています。

 

光沢度というのは、物質の表面に一定の角度で光を当て、同様の角度で反射された光の量を測定するものです。

ただし、色の種類などによって反射が変わるので、

あくまで相対的なものとして判断すべきものとなります。

 

汚れが付着し、シミや無数のスクラッチキズだらけともなると、

ボディの色がくすんで見えますし、光沢度で測定した際も数値が低くなります。

新車の場合は80という数字がおおよその目安となりますが、

経年車の場合は60前後まで数値が下がっていることも少なくありません。

この状態から水垢や残留物を除去し、

ボディ面を磨き、平滑化させコーティングを塗布すると数値は93まで向上し、新車以上の光沢となりました。

また下地処理によりコーティング剤の密着度は向上し、

汚れも塗装表面に留まりにくくなります。

新車の光沢度が下地処理とコーティングを施した状態よりも低い理由については

過去のブログ《「新車でも研磨は必要?」という疑問・・・》をご覧ください。

 

艶がある、キレイでピカピカしているなど状態に対して様々な表現がありますが、

人の目や感覚だけで判定するのはあいまいで、疑問が残ります。

そこで施工の前後を光沢計で計測することによって感覚だけに頼らず、

数値で実証することができるのです。

こういったデータを蓄積することで技術向上にもつながります。

 

お車を末永くキレイな状態に保てるよう、最善を尽くしております。

どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

大西

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