MEYLEブログ - 20111015のエントリ
社外品 OEM品は品質が純正品より劣るということを言われる方が多いです。
先日、カー雑誌を見ていてもその様に書かれているのを見かけますし、整備技術者のコメントなどでも社外品 OEM は純正よりも耐久性が悪い・・と言われたりしています。
果たして本当にそうなんでしょうか?
私が知る限り、アメリカでもドイツでも、整備業者が使用する部品は主体として社外品OEM品で、それが無い場合に純正品を使うのが定番です。
アメリカやドイツの部品センターに問い合わせても、社外品を優先的に回答をくれるのが常識化しているくらいです。
尚且つ、ドイツやアメリカでは、日本に比べるとメルセデス ベンツやBMWやアウディ、フォルクスワーゲン、ボルボなどの純正部品の価格は圧倒的に安いですから、社外品OEMと比較しても日本ほど大きな差は無いのです。
それなのに何故使う????
良質な社外品OEMを知っているからだと思います。
アメリカやドイツの大手部品センターは、良質な部品しか扱いませんし仕入れません。
世界中に沢山の社外部品製造メーカーがありますが、値段の安さだけで仕入れるようなことは無く、品質を吟味して仕入れています。
ですから部品製造メーカーも、大手部品センターに扱ってもらえるには「良品質」がもっとも大切でその次が「価格」であると知っているので、品質が純正に近いとか、純正を超えるものを開発するとか、大手製造メーカーはその取り組みをシッカリしています。
当社がメインで扱っているMEYLE(マイレ)もそうです。
品質には厳しく、トラブルがあると、回収して原因を追究して対策を行います。
その間、販売ストップになることも勿論です。
また マイレでは HD品(ヘビーデューティーバージョン)の高品質 高耐久商品をオリジナルで作り上げ、純正品を越える部品を数多く作っています。
そんなこんなが 世界中の話で、最初に書いた 社外品OEM品の悪評は日本の話・・・
日本のように海外と比べ圧倒的に走行距離も少なく、車暦も短い国が悪評を言うのが不思議でなりません。
日本で悪評が多いのが何故なのか? ハッキリした原因が分かりませんが、海外の自動車先進国との評価の違いは大きいです。
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