MEYLEブログ - 201112のエントリ
今年も後残すところ16日となりました。
マイレ製品の今年最後のオーダーは26日を予定しております。
年明けのオーダーは10日か16日を予定しております。
マイレ製品は今年も大幅に在庫を増やし、利用していただける方も大変増えました。
ネット上では「マイレの品質は・・・・」と色々と書かれているケースも目にします。
当社もマイレ製品をメインで扱っていて、確かに問題の有る製品もありました。
その様な製品を見つけるたびに、またお客様よりお知らせいただく度にマイレ本社にクレームレポートを写真つきで送信し、知らせています。
クレームレポートを受けたマイレ本社は、同じ製品で他にクレーム報告が無いか?
原因は何処にあるか?
現物をドイツまで送ることも良くあることです。
そして徹底的に検証して、原因を割り出し、商品改善を図っています。
逆に、取り付けミス、取扱ミスも発見されるケースもあります。
以前、ウォーターポンプのベアリングが早くに不良になったケースで、現物をドイツで検証したところ、クーラントに不純物が混入していることが原因でベアリングが早期に壊れたケースがありました。
ドイツ車を専門に扱っている整備工場では、一般的に2年に1度クーラントの全量交換を必須項目として行っています。
しかし日本車を主に扱っている整備工場ではクーラントの交換は行っていません。
これがウォーターポンプを早期に痛めた原因でした。
他にもサスペンションアームのブッシュにヒビが早期に入ったクレームで、画像を送ると、そのヒビの入り方を見ただけで、「1G状態での組みつけがされていない!」と回答が来ました。
その事をお客様に話しても、「正規ディーラーで整備を行ったからありえない!」「確認したが1Gをかけている」と返されるばかりで、何故そうなったのかの原因を「部品の品質」だけの所為にされているケースが残念ながら多いです。
この1Gも作業順序として理解していても、理論的に理解していないと組み付けミスが発生します。
作業マニュアルに沿った作業だったかではなく、1Gの状態になっているかを確認したかが大切なのです。
最終的に車のユーザーの方が損をすることになりますので、技術有る整備工場での整備を行っていただけることをお勧めいたします。
正規ディーラーであっても作業員の技術の問題です。
安易に信用されないことが大切であると部品を販売している側からの経験で思います。
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