2025.07.09 スバルフォレスター XT-EDITON
5代目(SK型)フォレスターのXT-EDITIONは2022年にSUBARU AWD車の誕生50周年記念特別仕様車として登場し、その後2023年と2024年にも設定と改良がされており人気のグレードです。
1.8L直噴ターボエンジン搭載モデルの「SPORT」グレードをベースに、アウトドアシーンで使い勝手の良い
撥水ファブリック/合成皮革シートや撥水カーゴフロアボードなどに加え、各所に樹脂パーツを採用しており
インテリアやエクステリアには、ブラック系アイテムを多数採用することでタフさを表現していて
ターボエンジンによるスポーティな走りと、本格SUVとしての使い勝手を両立したモデルです。
また、安全性能も強化されておりフロントビューモニターやスマートリアビューモニターが特別装備され
後退時ブレーキアシストで障害物を検知した際の警報タイミングが早まるようにも改良されています。
2025年3月17日には注文受付が終了しており、在庫車のみでの対応になるため新車で購入は難しく
そのような中、数ある店舗から私どもをお選びいただきありがとうございます。
大切な新車をお任せいただいておりますのでご期待に沿えるように作業していきます。
新車でも同じく足回りからスタートです。
軽度ではございますがアルミホイールやインナーフェンダーに汚れが付着しております。
汚れを引きずるなどして傷をつけてしまわないように予洗いを入念におこない洗浄を。
XT-EDITION専用のアルミホイールでダークメタリック塗装されており足元の印象が引き締まりますね。
虫の死骸も乾いて固着していましたので、アルカリ洗剤を使用して分解させて除去。
このひと手間が大切でゴシゴシと擦らなくても高圧洗浄と少ないタッチで虫の死骸を落とすことができます。
その後、洗車をしてからヒンジや各部洗車で落としきれなかった細かい箇所の汚れを落としていきます。
ディテーリングブラシも清掃箇所に合わせた物を使用する事で短時間で汚れにアプローチできるので
使用するブラシの選定が重要ですね。
鉄粉除去に移りますが、新車なのに?と思う方もいるかもしれません。
ですが、写真の通り紫色に反応していますね。
保管場所や走行することで環境によっては鉄粉が付着することもあります。
ウロコと油膜取りです。
こちらも鉄粉と同じく保管状況などで新車でも付着することがあります。
右側が着手前、左側が油膜とウロコを除去後です。↑
付着して日が浅いためか比較的短時間で終わりました。
窓ガラスも一見すると綺麗でもビフォーとアフターを比べると違いがよくわかります。
下処理も後半戦で塗膜の厚さを計測してからポリッシングを行います。
傷はほとんどありませんでしたが、新車なので保護フィルムの糊や小さい線傷などがありました。
他にも強い光を当てないと目視では確認できない傷やブラックカラーパーツなどの傷を除去しました。
磨き作業が終わり、下処理の工程を全て終えましたら洗車と脱脂をします。
ボティにG-POWERを3回塗布して更に当店オリジナルガラスコーティングMicapica剤を塗布しました。
その他にも未塗装樹脂部分と窓ガラスにそれぞれ専用のコーティング剤を塗布します。
外装のコーティングが完了しましたら、内装の抗菌抗ウイルスコーティングをお手の触れる箇所
全てに施工します。
施工方法はボディと変わらず清掃・コーティング剤の塗布・ミストで硬化となります。
お手の触れる箇所全てに施工しました。
よくお客様に驚かれますがキーにも施工しております!
施工が終わり内装の状態ですが、施工箇所の質感のメリハリが生まれましたね。
施工箇所は自然光と人工光どちらの光でも光触媒作用が働き菌やウイルスを水と二酸化炭素に分解して
不活化させますので安心してお乗りいただけると思います。
以上で全ての工程を終えて完成となります。
シルバーコースですので全19層のガラス被膜が保護し、塗装の輝きと深みが増しました。
ご納車の際には、納車した時よりも綺麗だとお褒めのお言葉を頂きましてとても嬉しかったです。
もしなにかお困りの際はいつでもお気軽にご連絡ください!
河内