Illum Sapporo(旧Micapica Sapporo)

Illum Sapporo(旧Micapica Sapporo) Blog

2025.11.13ミツビシ アウトランダーPHEV P EXECUTIVE PKG

4代目となる現行型アウトランダーPHEVは、三菱自動車のPHEV技術を結集したフラックシップSUVで
2024年10月に大幅改良、さらに2025年9月に一部改良が実施されました。
「P EXECUTIVE PKG」はベースとなる「P」グレードの装備に加えて内外装の質感や快適性を向上させる
シートベンチレーション機能や後席シートヒーターにDynamic Sound Yamaha UItimateヤマハと共同開発した
専用の高品質オーディオシステムが装備されています。
PHEVシステムもバッテリー容量が大幅に増大し、EV航続可能距離が100㎞を超え前後のモーターの出力も
向上してより力強く滑らかな走りを実現しました。
個人的に注目しているのはV2Hシステムを使用して大容量バッテリーとエンジンの発電をを組み合わせると
非常時には一般家庭の電力約12日分に相当する電力を供給できる点です。
日本に限らず世界中の災害による被害の様子が報道される中、1つの災害対策の備えとしてこのお車は優れており
環境性能だけではなくデザイン、走行性能、快適性、そして先進的な機能の全てにおいて今もなお進化を続けており三菱自動車のフラックシップSUVとして高い評価を得ています。

オーナー様は江別でコーティングショップを探してたところ、ネットで当店を見つけてくださりコーティングの特徴など他のショップにはない箇所などに魅力を感じ今回依頼いただきました。
ご期待に応えれるように気持ちを引き締めて作業をしていきます。

お車の状態ですが、今年の夏にご納車されたとのことで全体的には綺麗でしたが所々気になる汚れや傷が付着しておりました。



それではまずタイヤ周りから作業を行いました。
写真の通りアルミホイールにはブレーキダストや砂埃、インナーフェンダーには泥などが付着していますのでしっかりと洗浄していきます。


まずは高圧洗浄機を使用して砂や泥など落とせるものは先に落としてから洗剤を使用し
アルミホイールはフォームガンで洗剤を吹きかけて摩擦を軽減しながら洗浄していきます。



洗浄がおわりました。
20インチのRAYS VOUGE LIMITEDは迫力がありカッコイイですね!
タイヤ周りが終わりましたらボティも同様に高圧洗浄機で予洗い後に洗車を行い、細かい箇所なども
洗い残しがないようにディテーリングブラシを使用しました。
普段の洗車をでもこのひと手間が美観維持をしていくうえで重要だと考えます。




この工程で落とせない汚れには酸性やアルカリ性のケミカルを使用してアプローチします。

水シミや水垢には酸性を使用↓



虫の死骸や油汚れなどの有機物にはアルカリ性のケミカルを使用して分解させて除去↓


鉄粉除去に移ります。
ご納車から日にちは経っていませんが、写真の通り鉄粉除去剤を噴霧したところ反応していますね。
新車でも公道を走行する以上、少なからず鉄粉は付着してしまいます。



鉄粉除去剤の噴霧だけでは完全には除去できなかったため、ラバーパッドでしっかりと取り除きました。
普段洗車をしていてもボティのざらつきが気になる方は鉄粉が付着している可能性があります。
放置してしまうと見た目が悪いのはもちろんですが、塗装面を浸食して腐食してしまう原因になりますのでなるべく早めに除去する事をお勧めしています。

お次はウロコと油膜の除去です。
根気強く時間をかけて作業しました。
後に脱脂してから全ての窓ガラスに撥水性のコート剤を塗布しますので、綺麗にリフレッシュします。






下地処理も後半戦の磨きに突入です。
ケミカルなどを使用しているので、ボディに残留しないように再度洗車をしてからマスキングをして塗膜の厚さを計測してから磨きます。


新車なので大きな傷はありませんが投光器で照らすと少し分かりにくいですが写真のような線傷がありましたので同じ要領で他のパネルも強い光を当てて同様に磨きました。
当店では塗装の状態や耐久性などを考慮して、磨きすぎによる塗装へのダメージがないように作業しています。



ピアノブラック部分も傷が目立ちやすいパーツですのでしっかりと傷を除去します。
線傷が無くなると光の反射が綺麗になり全体の印象にメリハリがつきますね。



今回のお車はフロントグリルにピアノブラックが多く傷が目立ってしまっていたので大きなポリッシャーで磨けない箇所は小さなポリッシャーを使用して慎重に磨き作業を行いました。



磨き作業が終わり、下地処理は完了しました。
コンパウンドを使用していますので洗車と脱脂を行ってからいよいよコーティングの塗布です。
ゴールドコースですのでG-Powerを6回塗布し、36層の被膜を作り、更に当社独自のガラスコーティング剤 Micapaca を塗布することで全37層の強固なガラス被膜が形成されます。

オーナー様は高速道路を使用することが多く飛び石からフロントガラスを守りたいとご要望がありましたのでフロントガラスにもG-Powerを施工をしました。

また、樹脂パーツには樹脂パーツ専用のコーティング剤を塗布し窓ガラスには撥水性のコート剤を施工しています。
これで全ての工程を終え完成しました。

ボティの艶感とそれに負けないくらいアルミホイールも輝いていますね!
融雪剤などの外的要因からしっかりとお車を保護してくれるので北海道の冬でも安心してお乗りにいただけると思います。
この度はこちらの不手際で大変お時間をいただいてしまいましたが、ご理解、ご協力いただきまして誠にありがとうございました。
EV走行距離のお話などとても興味深く有意義でした!差し入れも大変美味しかったです!
この度は誠にありがとうございました。今後とも末永くよろしくお願いいたします。

河内

営業日カレンダー

ページトップへ
無料お見積もり・お問い合わせ