2021.03.30小型ポリッシャー導入
この度当店は
『RUPES BigFoot nano iBrid』
を導入しました。
これはポリッシャーという道具です。
ポリッシャーとは研磨機であり、ボディを磨く作業に使用します。
ポリッシャーにバフと呼ばれるディスク状のスポンジを装着し、
同時にコンパウンド(研磨剤)をつけ、高速回転をさせて車体を磨くことで、
キズや水シミを除去しています。
厳密にいうとキズは消えるわけではなく、キズ自体を細かいものに置き換え、
かつ平らな状態にしています。
ポリッシャーは
「シングルアクション」「ギアアクション」「ダブルアクション」
と回転部の動き方の違いで三つの種類に分けられます。
「シングルアクション」
単一回転のみで研磨を行うポリッシャーです。
最も研磨力が高く、深いキズやシミを除去することに適しています。
「ギアアクション」
ギザギザとした変則的な動きをしながら回転運動をするポリッシャーで、
中間仕上げに用いられることが多いです。
「ダブルアクション」
中心をずらす偏芯運動をしながら、回転し研磨するポリッシャーです。
研磨力は低めで、シングルアクションなどで研磨した後などの
仕上げの際に使用します。
このようにポリッシャーをはじめ、今回は触れませんがバフ、コンパウンドにも様々な種類があり、
これらの無数の組み合わせの中から、ボディの状態に最適なものを選択し研磨作業を行っています。
今回導入したRUPES BigFoot nano iBridは「ダブルアクション」にあたります。
当店で元々メインで使用しているポリッシャーもRUPES社製で
広い面を磨くのには最適でしたが、
このnano iBridは従来の1/3の磨き面サイズとなり、
今までのものでは磨くことができなかった
狭い部分、細かい部分の研磨が可能となります。
しかも、バッテリー駆動で軽量ということもあり、
よりキワや複雑な形状の部分にもアプローチが可能となりました。
ミカピカ札幌は常に新しい情報収集し、技術、道具を取り入れることで、
最高の仕上がりをご提供できるよう努めています。
ご相談だけでも構いません。ぜひお問い合わせください。
大西