TECH+メンテナンスレポート

クーラントが漏れているとのことで入庫したミニです。エキスパンションタンクは空でクーラントを補充しエア抜きしましたが、水温が上昇し続けて吹き出してくる状況です。

水温が100度を超えてもラジエーターロアホースが冷たくサーモスタットが開かないことが原因ですので、サーモハウジング交換を行います。

この形状のエンジンを搭載しているミニやプジョー、シトロエンはサーモハウジングとウォーターポンプからクーラント漏れを起こしやすく、交換することが多いパーツです。今回はサーモスタットが開かないという症状でしたが、まだ一度も交換作業を行ったことがない車輛は要注意ですね。