アウディA4 8E B7 車検整備
アウディA4 8Eの車検整備です。
燃料高圧ポンプからガソリンが滲んでいました。 エンジン始動中は熱で気化してしまうのですが、冷えてくると滲んでくる状態ですね。 以前も指摘されていたようで、今回交換することになりました。 タペットも同時交換します。
付属してくるユニオンの形状が違うので、ユニオンとブリーザーキャップは別途取り寄せ。 タペットも同時に交換します。 高圧パイプ脱着の際に工具を回すスペースが微妙に狭く、以前加工したスパナが大活躍しました。
エンジンマウントは左右共にオイル漏れが発生しておりこちらも交換。 右側のエンジンマウントも工具を回すスペースが狭くロックタイトががっちり効いており、メガネレンチに紐をつけて反対側から引っ張りつけるという地味な作業で取り外しました。 狭い個所の整備は、指先がバイスプライヤーのようになってグイグイ回せたらいいのになぁ と、いつも思います。
リアサブフレームとアーム類は錆び転換剤を散布後にシャーシブラック塗装しました。
ステアリングを切るとたまにキュ~という音がする。 ワイパーを動作させるとたまにキュ~という音がするということも相談されました。 音の再現は発生しませんでしたが、各部に注油を行って対策しておきました。
走行距離が17万kmのA4ですが、しっかりと整備していけばまだまだ乗り続けることが出来ますね。