TECH+メンテナンスレポート

エキセントリックシャフトセンサーに問題が発生し、エンジンチェックランプが点灯しているE60です。　エキセントリックシャフトセンサーはバルブトロニックを形成するパーツの一つで、症状が酷くなると吹け上りがわるくなったりエンストの原因になったりします。　　この車両はまだ症状が出始めたばかりのようで、調子が良い時にはエンジンチェックランプが点灯しない状態でした。

センサーはシリンダーヘッド内部に取り付けられている為、ヘッドカバーを外して交換します。

コネクター部分にオイルが入り込んでいる形跡はないですね。

センサーパッキンとタペットパッキンも同時に交換しエラーコードを消去。　エンジンを再始動し再度点検。　問題無しですね。

BMWはエンジンの電装関係に問題が発生すると、制御が発生し正常に運転出来なくなる仕組みになっています。　状態が悪化すると走行出来なくなることもあるので、症状が軽症のうちに修理することをお勧めいたします。