メルセデスベンツ W163 ML270CDI ブレーキの効きが悪い
車輛が冷えている時にブレーキの効きが悪く、車内にシューという音がするという症状です。
エンジンを始動すると、確かに車内にシューという音がしています。ブレーキを踏むと音が消える。離すと音がする。ブレーキマスターバックからのエア吸いですね。運転席足元からマスターバック部分を覗き込み、シャフト部分を手で触ると音が消えます。ブレーキの効きが悪いのもこれが原因です。
シャフト根元のシールは純正では単体供給が無いのでブレーキマスターバックAssy交換になるのですが、シールのみ見つけることが出来たのでそれを使用して修理します。
破れてる。 ここからエアを吸い込んでいました。
シールを外したのは良いのですが、新しいシールがなかなか収まってくれません。マイナス気温なので、シールとマスターバックを温めながら作業しました。
2番ノズルからブクブクと漏れていた燃料漏れも同時に修理。
作業後は燃料漏れ、ブレーキの効き、車内のシュー音も消え正常動作するようになりました。