クルマを「長く、安く、安全、快適」に乗り続けるために!
クルマの構造に詳しくない方や整備は工場に全てお任せしている方が、「賢く、長く、安く、安全、快適」な車の維持を実現していただくための情報です
ミッション・駆動
ハブベアリング
アウディ (フロント/リア ホイールハブベアリング 片側) A6/4F C6 | A8/4E D3| R8 | MEYLE製
【初期の故障・
異常状態】
走行時にアクセルを離して惰性走行になった時に唸り音が出る
【初期対策方法
メンテナンス方法】
分解できるベアリングの場合は、車検毎に取り外して古いグリースを洗浄して洗い流し、新しいグリースを塗りつける。非分解式のベアリングは対策方法、メンテナンス方法は無い
【部品交換時の
注意点】
ベアリングの取り付け時は必ずプレスによる圧入が重要で、ハンマーで叩くなどは厳禁である。また規定トルクでの取り付けも重要である。
【重度の故障・
異常、初期異常を放置した場合】
ベアリングからの唸り音を放置しておくと、ベアリングが熱を持ち、グリースから出火が発生したり、ベアリングが焼き付き、走行に抵抗がかかり、走行不能となる。また、ブレーキローターやブレーキドラムがぶれて回転することになり、ブレーキ性能を悪化させる。また、過度な熱が発生することにより、アクスル部分の強度が落ちることも考えられる。
【重度の修理】
ブレーキローター、ブレーキドラム、ブレーキパッド、ブレーキライニング、などが異常摩耗して交換が必要になったり、アクスルの交換も必要となることがありえる。
【よくあるトラブル】
ベアリング取り付け時にハンマーで収めようとしたり、規定トルクでの締め付けを怠ったり、取り付けるベアリングを落とすなどして衝撃を与えたり、グリースに不純物が混入したりすることで、初期に異常が出る。
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