(レストアNo1) S124 ステアリングダンパーの交換 (vol.23)
このステアリングダンパーですが、ステアリング用のショックアブソーバーなので
ステアリングショックと言う人もいます。
見た目は軽自動車のリア用のショックアブソーバーに似ています。
・直進走行で、なんだかフラフラするような感じがする
・ハンドルを切ったときに、なんだか戻りが悪い。
・悪路走行で、ハンドルが異様にガタガタ震える。
等の症状が現れた場合は、ステアリングダンパー劣化の可能性が濃厚です。
簡単に確認できる場所に取り付けられていないので、おかしな挙動が出た場合や定期点検時、車検時の時に、一緒に点検してもらうのが理想です。
この車の場合は、ハンドルのふわふわ感、ステアリングの戻りの悪さが感じられていました。
確認するとオイルが漏れてしまっており、かなりなスカスカ状態。
これはダメだわ。
オイルショックではなくて、ただの空気ショック状態。
交換してしまいましょう。
交換自体は非常に簡単なので、さっくりと終わらせます。
S124の場合は、エンジンアンダーカバーを外すと見えてきます。
オイル漏れをおこし、その部分にかなり汚れが付着してしまっているのがわかります。
交換終了!!
交換後の感触は良いですよ~
ハンドルが ビタッ!! っとして、グルグルのグイグイですよ(笑)
真っ直ぐの安定感は抜群に向上しましたね。 手を離しても ビタッ!!っとしてます。
ハンドルの戻り具合も、ニュートラルステアに自然に戻る良い感触です。
手を加えれば加えるほど良くなってしまうというベンツマジックに驚愕ですね。