アウディA4のリアブレーキ整備
リアブレーキホースの亀裂と、パッド・ローターの摩耗による交換作業です。
ブレーキホースにはかなりの圧力が発生するため、ひび割れが確認できた場合には必ず交換させて頂いております。 ひび割れがなくても耐用年数を越えているように見受けられる場合にも交換しております。
ホースのヒビ割れだけではなく、取り付け部分の腐食がある場合にはこのカシメ個所からブレーキフルードが漏れ出すこともあります。
サイドブレーキはキャリパーを動作させるタイプなので、ピストンを回しながら戻します。 ラジオペンチなどで戻すことも可能ですが、ブーツ部分やピストンに傷をつけてしまう可能性があるのでしっかりとしたSSTを使用しましょう。 昔ですが自宅で自分の車のリアブレーキパッドを交換していた時に、ラジオペンチで力を入れてピストンを押しまわしながら戻している最中に、ズルっとラジオペンチが滑りダストブーツを破いてしまった悲しい記憶が蘇りましたね。
錆びを落とし、新しいブレーキローターとブレーキパッド、ブレーキホースを組付けエア抜きを行い作業終了です。