TECH+メンテナンスレポート

サーモスタットのエラーが出ており、サーモスタットが開き気味になっているE90。　予防整備で同時にウォーターポンプも交換することになりました。

クーラントは再利用予定だったのですが、汚れていたので全量交換します。

ウォーターポンプとサーモスタット。　外したサーモスタットは取り外してライトを当てると微妙に開いていました。　内圧が発生するのでこの程度の開き方でもクーラントはラジエーター側にそこそこ回ってしまいますね。

 全量交換なのでエア抜きは2回実施。　電動ウォーターポンプなのでエンジンを停止した状態で手順に従って作業する必要があります。　翌日再度クーラント量を点検して終了です。

電動ウォーターポンプは従来のウォーターポンプのように補器ベルトやタイミングベルトで動作させないので、エンジンに余計な負担が掛かりません。　エンジン回転に左右されていた水量がモーターにより制御されるので、温度によって水量を変化させることが出来ます。　エンジン停止後も冷却経路にクーラントを循環させることが出来るので、色々とメリットが多いですね。