TECH+メンテナンスレポート

BMW E65の車検整備です。　事前点検で消耗品等の交換作業となったのですが、ヘッドライト内部が曇ってしまいカットラインが出ない状況です。

ブレーキローターパッド等を交換し、ヘッドライトの作業に入ります。

以前レンズ表面を研磨とコートした時の画像ですが、作業後もなんだかぼんやりとしています。　レンズ内部が曇っているので内部をどうにかするしかありません。

ヘッドライトを取り外し、強力な磁石を利用して内部を磨きました。

作業後はこのような感じです。　新品とまではいきませんが、ぼんやりとしていたカットラインがすっきりと出るようになり、車検も無事に終了することが出来ました。

ヘッドライトレンズはポリカーボーネート製が主流になり、車検時にヘッドライトでのトラブルが増えています。　経年劣化による傷や黄ばみ、曇りが原因で光度が足りない、カットラインが出ないといったケースです。　ヘッドライトレンズが黄ばんでいたり、内部が曇っているような場合には、最悪ヘッドライト交換が必要になりますので注意が必要です。