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部品辞典

クルマを「長く、安く、安全、快適」に乗り続けるために!

クルマの構造に詳しくない方や整備は工場に全てお任せしている方が、「賢く、長く、安く、安全、快適」な車の維持を実現していただくための情報です

エンジン・動力

エンジンマウント

【機能・役割】

エンジンから発生する振動を受け、車体に反響させない役割と、エンジンの回転が上がったり下がったりする時に発生するエンジンの振動を固定ではなく揺れを受ける役割で滑らかなエンジンの吹け上がりが望める。

【交換時期】

100,000km

アウディ/VW (エンジンマウント 右) A3/8LAUQ,8LAGU,8LAQAF TT/8NZPXF,8NAUQ,8NBAMF,8NBVR ニュービートルカブリオレ/1YAZJ VAICO製

【初期の故障・ 異常状態】

オイル注入タイプはオイルの漏れにより、ゴム式の場合はゴム部分の劣化やヒビ、などでマウントの高さが新品に比べ低くなっていたり、振動を制御する機能が無くなった状態

【点検方法】

目視での点検で、オイル漏れ、ヒビを確認し、エンジンを空ぶかしする時に回転が上がる前にエンジンが大きく揺れないかを確認する。

【初期対策方法 メンテナンス方法】

メンテナンス、劣化を抑える対策は無い

【部品交換時の 注意点】

エンジン、ミッションの全てのマウントの状況を確認し、全て同時に交換することで、全体に寿命を延ばせるが、数か所でも残した場合、残された部分の劣化は長くなるが、交換した側が劣化が早くなることもありえる。 エンジンが車体との間にマウントがついたサブフレームマウントに乗っている場合、サブフレームマウントの劣化状態も確認する。

【重度の故障・ 異常、初期異常を放置した場合】

マウントの機能が悪くなった状態で走行していると、エンジンの回転の変化が滑らかでなくなり、燃費の悪化につながる。 またマウントが上下で離れてしまった場合、急ブレーキを掛けた時に、ラジエータとエンジンが緩衝してしまうこともありえる。

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