クルマを「長く、安く、安全、快適」に乗り続けるために!
クルマの構造に詳しくない方や整備は工場に全てお任せしている方が、「賢く、長く、安く、安全、快適」な車の維持を実現していただくための情報です
エンジン・動力
クーラント
【機能・役割】
エンジンを冷却するための液で、温度がマイナスになっても凍らない性質を持っている。 エンジン内部が錆びない様に、また循環する時に膨張したり泡立ったりしないような成分が含まれている。
【交換時期】
10,000kmか1年以内.50,000km
輸入車用(LLC/クーラント HIGHTEC ANTIFREEZE COOLANT AN 12++)1.5L| G12++規格 | ROWE製
【初期の故障・
異常状態】
クーラントの初期異常は発見しずらい。 クーラントが劣化してくると、エンジン内部や循環するあらゆる部分にクーラントの固型した物質やエンジン内部から出た金属物質などが固まりはじめ、冷却機能が悪化する。
【初期対策方法
メンテナンス方法】
車検毎に全量交換することが望ましい。
【部品交換時の
注意点】
ラジエーターホースのロアホースやヒーターホースなどを外して、内部に固形物が溜まっていないか確認し、固形物が見受けられる場合は、数度の洗浄を行う必要がある。 クーラント注入にはエアー抜きをしっかり行わなければ、オーバーヒートの原因となる。適正量を確認して、適正量が入るまでエア抜きを行う。
【重度の故障・
異常、初期異常を放置した場合】
クーラントが劣化した状態であると、ウォーターポンプのベアリンが異常摩耗したり、ウォータージャケットのガスケットの劣化を早めたり、ラジエーターの目詰まりを発生したりする。
【重度の修理】
ウォーターポンプ、ラジエーター、ヒーターラジエーター、クーラントポンプ、バルブなどの交換が必要になってしまう。
[PR]