フィアットプント デュアロジックフルード交換
プントのデュアロジックフルード交換です。2速から1速へシフトダウンせず、2速固定になる症状が出ることがある個体です。
フルードは黒く汚れています
タンク洗浄とフルード循環による交換を行いました
油圧でクラッチとシフトチェンジ操作を行うセレスピードと似たような構造のデュアロジック。大昔にイスズのジェミニでNAVI-5という当時としては最先端のセミオートマ油圧シフトチェンジ構造のトランスミッションがありましたが、その現代版ですね。
クラッチキャリブレーションを行い試運転。1速2速間のもたつきがどうしてもありますが、通常のマニュアルミッション車輛でも1速2速はクラッチとアクセル操作に気を使わなければ、他ギア間のシフトチェンジよりもショックが大きめになってしまいます。油圧でそれを行っているのですから凄い仕組みです。交換後も今のところ調子が良いとの連絡を受けており、様子見している状態です。