TECH+メンテナンスレポート

大きなゴムの塊のストラットマウント。

ゴムの部分が多いので、使用しているうちに徐々に潰れてしまいます。

ゴムが潰れた分衝撃の吸収が弱くなり、ストラット取り付け部分にも隙間が出来るので車高も低くなり、サスペンションが動くたびに音と振動が出やすくなります。

ストラットを外し、マウントを比較してみました。　7～8mm以上の差が確認できます。

ゴムがつぶれて下部分が膨らんでいますね。

ストラット取り付け部分のセンター位置も、長年の癖がついてずれています。

ストラットマウントの劣化は、ある程度目視で確認可能です。

ボンネットを開けてストラット取り付け部分の円盤とボディーの隙間に指が入ってしまうようなら結構ヘタってきていますね。　

サスペンションが伸び縮みした時にガツンガツンという音がしているようなら、間違いなくストラットマウントを交換したほうが良いです。

ショックアブソーバーも弱っているならば、同時作業なので一緒に交換すると効果抜群ですね。