TECH+メンテナンスレポート

何やらガラガラという音がするという症状のニュービートル。

低速走行時やアイドリング状態でも音が発生するとのことなのでエンジンマウントの劣化、マフラーブラケットのゴムが劣化していると思われます。

試乗すると、軽い段差で車体下部からゴンゴンという音が出ているのでマフラーがボディーに接触しているのでしょう。

早速下回りを確認します。　

マフラーを3ヵ所で支えているのですが、そのうちの2ヵ所のゴムが切れています。　

マフラー吊りゴムが切れてしまう原因としては、

・単純にゴムの劣化の場合

・エンジンマウントの劣化が原因でエンジンの振動がマフラーに大きく伝わってしまう場合

・エンジン不調で振動がマフラーに伝わりマフラーを吊っているゴムが切れてしまう場合

などです。

マフラーのゴムが切れているからその部分だけを交換すれば、一時的には改善されますが切れてしまった原因を解決しなければ、また短期間でゴムが切れてしまうこともあります。

今回のニュービートルは、エンジンマウントやエンジンの不調は見受けられない状態でしたのでマフラーのゴムのみを交換する処置で作業を終了しました。