TECH+メンテナンスレポート

エンジンから異音がし、クーラントが漏れている形跡があるT3。　オーナーから異音とクーラント漏れはウォーターポンプ付近で発生しているとの連絡を受けています。

早速点検。　エンジンを始動すると確かに異音が聞こえます。　聴診器を使用するとウォーターポンプからの異音が酷い。　クーラント漏れの跡もありプーリーもガタついているのが確認できました。　ウォーターポンプはすでに購入されていて、持ち込みでの交換作業となりました。

故障しているウォーターポンプのプーリーを回してみましたが、かなりの重さです。　ガタ付きも出ていました。　この重さでVベルトがよく滑りを起こさなかったと驚きです。

交換後に再度点検。　漏れを修理すると、他部分から漏れが始まるということがよくあるので心配でしたが今のところ大丈夫そうです。　オーナーもその辺りは心得ていらっしゃるので、ある程度の工具や予備パーツ、冷却水、オイルを積み込んで走行されている方が多いですね。