メニュー
HOME 輸入車パーツ販売整備/レストア ガラスコーティング メンテナンス辞典 社長の日常 マイレブログ 会社概要/経営理念 プライバシーポリシー アクセス お問い合せ  ● 採用情報 ●  ● 従業員規則・規定 ●


ログイン

ユーザー名:


パスワード:





パスワード紛失  |新規登録

< 前の記事

ボルボ V70 エンジン不調

次の記事 >

固着した燃料ポンプを分解してみました

ゴルフ3 突然信号待ちで走行不能

Dレンジで信号待ちしていると、突然走行不能に陥ったゴルフ3です。

シフトを入れるとカラカラという異音がしているという連絡を受けていたので、トルクコンバーターではなさそうです。ミッション内部のギアが破損したか、デファレンシャルのギアが破損しているのでしょうか。

入庫した車両を点検すると、Pレンジに入れているにも関わらず車輛が動いてしまいます。Pレンジのロックレバーが破損して、ミッション内部に破片が散らばり壊れたのか?

色々と考えながらリフトにセットしていました。 持ち上げてミッション廻りを点検します。

 

!? 外れてる。 ドライブシャフトが外れてる。

 

 

ドライブシャフトがミッションからフランジごと抜けて、スプラインが接触しあって音が出ていた模様。

何故にこんなところからドライブシャフトが抜けてしまったのか。 しかも信号待ちで。

ゴルフ3のドライブシャフトは、スナップリングプライヤーを使用しなければ外せない

ロックリング(スナップリング)を使用しているのに何故に抜けたのでしょう。

 

 

取り付け部を確認すると、ロックリングは残っています。 破損はしていません。

ミッション側のアウトプットシャフトのロックリング取り付けの溝は若干削れている状態。

ロックリングが外れ掛かっていて溝部分と擦れあい、たまたま信号待ちで完全に外れた様子です。

 

 

走行中に外れてドライブシャフトが暴れ、事故につながらなくて良かった。

DIYにて整備を行うオーナーでしたので、もしかすると何かそこに原因があったのではと

考えています。

ゴルフ3のドライブシャフトインナーフランジ部分は強力なスプリングが内蔵されており、

そのスプリングを縮めながらロックリングを取り付けるという、少々作業しにくい構造に

なっているのでしっかりとスプリングを縮めて作業を行わなければ、ロックリングが半掛け状態になるもしくはリングが広がりすぎて遊んでしまうことがあります。 その状態で走行していて今回のような現象が起きてしまったのでしょうか。なんにせよ事故に繋がらなくて良かったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


前の記事

ボルボ V70 エンジン不調

2017-11-28

次の記事

固着した燃料ポンプを分解してみました

2017-11-21

[PR]

[PR]

TECH+の北翔からお知らせ

ガラスコーティング承ります

詳しくはこちら >>

TECH+メンテナンスレポートとは?

本コンテンツは、北海道江別市の輸入車専門認証整備工場テックプラスが公開する自動車整備レポートです。
輸入車を愛するお客様に「長く、安く、安全に、快適に」お車とお付き合い頂いて欲しいという当社の理念のもと、「メンテナンスレポート」としてどなたでもお読み頂ける内容をお届けしています。
本コンテンツの内容は全て当社にて整備や修理、点検を行ったものです。

愛車についてお困りのことはございませんか?
最近気になるお車のちょっとした症状や、走れなくなってしまったというご相談など、
なんでもお問合せください。
また、車検のご相談も承っております。

メンテナンスレポート一覧はこちら

< 前の記事

ボルボ V70 エンジン不調

次の記事 >

固着した燃料ポンプを分解してみました

輸入車専門 認証工場 テックプラス

会社名:株式会社 北翔

所在地:北海道江別市江別太305-15

札幌からは、道央自動車を江別東インターで出ると約5分です。

お問合せ:お問合せフォーム

copyright(c)2006-2021 株式会社北翔