TECH+メンテナンスレポート

サーモスタット交換依頼で入庫したR350です。

ファンカップリングが採用されていないエンジンですので、交換が少し楽ですね。

取り外したサーモスタットの新旧を比べてみます。　ぱっと見はわかりませんが、弁の部分をよく見ると隙間が出来ています。

この隙間から冷却水がラジエーターに流れてしまうので、冷却水がどんどんと冷やされて気温が低い時期には水温が下がってしまう状態になります。　水温が下がると、車内が寒いだけではなくオーバークールとなりエンジンを最適な温度に保つことが出来なくなるので、エンジンにも良くありません。

交換後は水温も上昇し、ヒーターも暖かくなりました。