TECH+メンテナンスレポート

ガソリンを満タンにした時のみリアタイヤ付近からガソリンの臭いがするというV70。

満タンにすると燃料タンク付近からガソリンが漏れ出してしまうようです。

下側から覗くとわかりにくいのですが、燃料タンクと給油パイプを接続するゴムホースに亀裂が入り、満タンにするとこの部分からガソリンが漏れてきてしまう状態でした。

接続ホース交換が必要です。

ホースを取り寄せ交換するのですが、AWD車輛なのでサブフレームを若干下げなければ作業スペースを確保することが出来ません。　

車輛下部に台を設置しサブブレームを10cm～15cm程下げます。　給油口やハーネス、マフラーなどに気を付けなければなりません。

見えてきました接続ホース。　新しいホースは対策されているのか、曲がり部分にリブが設けられていました。　

古いホースを取り外すと、下側からでは確認出来なかった部分にかなりの亀裂が入っており、大部分はここから漏れていたようです。

新しいホースを接続し、サブフレームを取り付け作業終了です。

ボルボを所有の方は、ガソリンを満タンにした時に給油口側のタイヤ付近からガソリンの臭いがしないか一度確認してみて下さい。　漏れていることに気が付かず、何かの拍子に引火してしまうと非常に危険です。