TECH+メンテナンスレポート

輸入車をお持ちの方でしたらご存知だと思いますが、車載工具にこのような物が搭載されている車両があります。　一見すると何に使用するかわからない方もいらっしゃると思いますので、使用方法を説明します。

今回の画像は樹脂製ですが、アルミ製の物もあります。

輸入車は国産車と違いホイールナットではなくホイールボルトタイプが多いので、タイヤ交換の際に穴の位置合わせが多少厄介ですよね。　そこで、このパーツを先に締め込んでおきます。

このパーツを使用することにより、位置合わせを容易に行うことが出来るのと、タイヤがずり落ちにくくなります。

この状態であれば若干の修正のみでホイールボルトを取り付け出来ます。

ねじ込む際にネジ山の状態によっては外れにくくなってしまうことがありますので、様子を見ながら締め込んで使用してください。