メルセデスベンツ GLA250 加速不良
加速が遅いという症状のメルセデスベンツ X156です。
試運転してみると確かにターボ車特有の加速感がありません。警告灯が点灯していることはありませんでしたが、内部エラーとしてターボ過給圧不足の履歴が残っていました。過給制御系等の問題だと思われますので、テスト・点検を行います。
過給圧制御のタービンアクチュエーターが動いていません。プレッシャーコントロールバルブは正常作動しています。
タービンアクチュエーターは単体テストでは正常に作動。アクチュエーターまでのホースに負圧が発生していない状況です。
なんだなんだと色々と確認していると、ホースが抜けていました。見えにくい個所で2次エア吸いの兆候も無かったため、しばらく気が付きませんでした。ホースを差し込むとターボ過給が正常となり、強い加速感が感じられるようになりました。再発防止のために結束バンドにて固定しています。
原因がもっと悪い方向への点検へと進みそうだったのですが、単純なことが原因で良かったです。