TECH+メンテナンスレポート

エンジン始動が出来なくなってしまったフィアット500です。セルが回りません。

バッテリーも元気が無いです。オルタネーターの充電電圧が低いのでバッテリーの充電不足が原因かセルモーター本体故障だろう、　と診断しそうになりましたが違いました。充電電圧が低いのでオルタネーターの交換は必要なのですが、原因はあれでした。

原因はトランスミッションとボディーを接続しているアースの接触不良。念のためにバッテリーのアースケーブル接点も磨いてカーボングリース塗布しました。

バッテリーのアースケーブルの接触不良はたまに起きますが、ミッションとボディーを接続しているアース不調には最初気が付きませんでした。アース取り付けボルトに緩み止め防止剤を塗布して取り付けしました。セルモーターも元気よく回っています。