ヴァナゴン T3 エンジン始動不能
出先で突然エンジンが始動出来なくなりレッカー入庫されてきました。
セルを回してもエンジンが始動する気配はありません。 スパークプラグに火花が飛ばないことから電装系の不具合のようです。 スパークプラグ、デスビキャップ・ローター、イグニッションコイルは問題有りませんでしたが、コイルに12Vの電源が来ていません。
コイルのハーネスの状態など色々と点検したのですが原因が特定出来ず、コイルに別ハーネスから12Vを接続すると問題なく始動。 ハーネスを取り外してもエンジンが停止するわけでもなく、再始動も問題無し。 暖気後、エンジン停止1~2時間後、冷間時など色々なパターンを試しますが、一発始動するようになってしまいました。
リレー、ヒューズ、キーシリンダーにも問題が無いのですが、ハーネスを含めて劣化している部分が有るのは間違いありません。 一つ一つ交換していくことも可能ですが、費用と時間がかかってしまうので今回はアース接点を磨くのと、ECUのハンダチェックと修理を行い納車しています。
ECUにはいくつかあやしい個所があったのでそれが原因だったのかもしれません。 納車後しばらくご相談は頂いていないので、今のところ問題は再発してないと思います。