ニュービートル(9C)サーモスタット交換
ニュービートルのサーモスタット交換(エンジンAWU)をしました。
交換に至る経緯は、走行中冷却水温上昇の警告灯が点灯したため。
診断機による測定を行うと、120℃を超えていました。
ラジエーターロアホースを触ってもぬるい状態なので、サーモスタットが開いてないことと判断しました。
このエンジンのサーモスタットの場所は、前側のオルタネーターの裏側にあります。
写真の黄色い矢印の所で、上下2個のボルトでサーモケースハウジングの内部に収まっています。
取り外すにはオルタネーターの配線が邪魔をするので、先ず赤い矢印の所を外すとボルトが見えるようになります。
ハウジングを取外すとサーモスタットが収まっています。
今回は、サーモスタットとプラスチック製品で出来ているサーモケースハウジングも劣化で変形や破損の恐れがあるので、同時交換しました。
交換後は、クーラント入れ、エア抜きを行い、診断機を使い水温を確認すると95℃前後で安定しました。
最後に、水漏れの確認をして作業の終了です。