Blessing in disguise (形を変えた天の恵み)
「悩みの大きい人は、実は幸福なのかもしれない。 英語に「Blessing in disguise」 という表現があるのが、 まさにそうなのである。
悩みという仮想をまとった恵みであるかもしれない。 なぜなら、選択肢が多いということは選択の自由度が高いということであり ・・・・」
伊丹敬之 イノベーションを興す より
この文章は、昔からお世話になっている方から最近いただいた本の中に書かれていた文章で、とても共感した内容でした。
悩みと一言で済ませると、範囲も広いですし、全ての悩みが一概に当てはまりはしないでしょうが、でも、仕事や事業においてはまさにその通りだと私は感じています。
悩みに悩んで選んだモノが成功すれば達成感があるし、失敗しても経験として積み重なっていくし、そしてなにより次へのチャレンジが生まれてきます。
一番難しいのは人のことで悩むことでしょうか?
人それぞれ育った環境も違えば、価値観も違い、趣味も夢も違いますから、自分以外の人間をコントロール(言い方が悪くてすみません)するなんてことは出来ないことなのだと考えています。
しかし、一部の価値観、一部の夢、一部の趣味 が共通していることを知りあえると、その部分から互いの理解度が深まり、信頼度が深まると思うのです。
そのほんの僅かな一部分を理解しあうのは、やはり自分の考えを押し付けることではなく、自分の姿をさらけ出すことと、人の話を聞くことでしょうか。
そして死ぬまで勉強を続けることでしょうか?
勉強 = 知る と言う事は 謙虚さが必要ですから、人との繋がりも生まれやすいのでは???
なかなか出来ないことですが、技術を習得し磨くのも、知識を得て磨くのも、謙虚さと信じる気持ちが先ずは優先なのかと思います。
私は先月50歳になりました。
友人の中には50歳で「歳だから・・・」と言う人も何人かいますが、これからの10年間、15年間は、今までの30年間に匹敵するくらい密度の高い人生になると自分自身思っています。
とった歳をしっかり「活用」するという考え方です。
これからの10年15年20年も楽しくしたいと思っています。